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60万円のファーストクラスのサービスがひどすぎると海外で話題に

image:pixabay

コロナ禍ということもあり、なかなか飛行機に乗る機械も少ないかと思いますが、久々に乗る飛行機はテンションが上るものです。そんな中で、特にグレードの高いとされる「ファーストクラス」というサービスは、非常に魅力的でそして値段が高いものです。当然サービス内容も期待してしまうのですが、実はそんなサービスにとんでもない問題が起きているというのです。

60万円のファーストクラスのサービスがひどすぎると海外で話題

日本では100万円〜という非常にコストのかかるファーストクラス。海外では50万円〜という航空会社もあります。

とはいえ、決して安い価格ではなく、通常のエコノミーの数十倍の価格となっております。そんなファーストクラスには多くの方が期待をします。

機内サービスだけでなく、食事や、ラグジュアリーな座席。どれをとっても格別です。

そんなファーストクラスですが、海外の航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」を利用した客がとんでもない状況をTikTokに公開し物議を醸しております。

その動画によると、ファーストクラスとは程遠い、散々たる状況です。

例えば、トレイの革が剥がれていたり、座席がボロボロで骨組みが見えていたり、エアコンから水が滴ったり……。

そして、何より楽しみな食事がひどく、油ぎっとりで加熱されすぎたものが提供。状態は古いように感じたということです。

とてもファーストクラスとは思えない状況に、これを投稿した客は「もう二度とブリティッシュ・エアウェイズ」を使わないと大激怒。

そもそも何故こんな状況になっているのでしょうか。

コロナ禍で人件費などを削減したブリティッシュ・エアウェイズ

実は、ブリティッシュ・エアウェイズはコロナ禍で人件費など8000人以上を削っていた。

さらに、2017年と2019年にIT障害などに見舞われ、多大なるコストがかかり、また社内でも「性差別」などコンプライアンスの問題などが浮上。

そんな影響で、今年は68億ポンド(1兆円)を超える記録的な年間損失を記録したという。

その結果、ファーストクラスの品質を保てなくなったのではないかと推測されます。

コロナ禍の被害はこんなところにまで影響を及ぼしているということですが、とはいえお金を支払った客からすれば納得できないのは明確です。

はたしてブリティッシュ・エアウェイズは再生できるのでしょうか。

ソース:デイリー・メイル