コロナ禍に献血ルームに行ってきた、コロナ禍前と違う点とは?

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コロナ禍でもあり、足が遠のいている「献血」。人の命に係わることでもあり、献血は不要不急の外出にはあたりません。献血状況は全血液型で献血量が目標値の半分にも満たず深刻な血液不足が続いています。筆者も過去に何度か献血経験はありますが、ここ数年献血を出来ていなかったので久しぶりに献血ルームに足を運びました。コロナ禍前と献血ルームや献血の確認方法が変化していたので、今回その違いについてご紹介いたします。

献血ルーム入口

献血ルームに入る前には、検温、アルコール除菌、マスク着用を徹底されていました。

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献血ルームの入り口に多数の貼り紙で新型コロナウイルスに関する注意喚起が掲示されていました。新型コロナウイルスのワクチンを接種された方は、下記の通りの説明がありました。

新型コロナウイルスのRNAワクチン(mRNAワクチンを含む)を接種された方は、1回目、2回目いずれの場合も、接種後48時間を経過していれば献血にご協力いただくことが可能です。なお、現在承認されているRNAワクチンは、ファイザー社と武田/モデルナ社となります。 また、その他の種類のワクチンを接種された方は、現時点では献血をご遠慮いただいています。

引用:厚生労働省

検温、アルコール除菌、各種確認が終わりようやく献血ルーム内へ入ります。

献血ルームでの過ごし方

受付を済ませ、荷物をコインロッカーに入れ、待合室で過ごします。驚いたことに献血ルームに多数のイオンを発生させる「プラズマクラスター」空気清浄機が設置されていたこと。わずか1メートル離れたところに設置されていたりと、コロナの感染対策を徹底されている印象を受けました。

献血ルームは、お菓子食べ放題、ドリンク飲み放題と快適に過ごせます。

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ALL0円の夢のような自販機が二台設置されていました。つめた~い、あったか~いドリンク類はもちろん、ぬるめも選べます。スープがあるのもポイント高いですね。

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献血の順番が来るまでゆっくり、待合室で過ごします。残念だったのが、マンガ読み放題のサービスが新型コロナウイルスの影響で無くなっていたことですかね・・・。

そして献血番号を呼ばれ、献血開始です。

筆者は実は血管がなかなか浮き出ない腕の持ち主。看護師泣かせの血管(腕)のため、私には難しいかもと初めに受付してくれた看護師さんが別の看護師さんを呼んできました・・・続いて、見た感じベテランの看護師さんもこれは・・・とかなり苦戦されているご様子。そして、もっとベテランの看護師さん→キャリアの長そうな看護師さんと4人も看護師さんが入れ代わり立ち代わり、筆者の血管に悪戦苦闘されていました。ごめんなさい。

腕を温め、あたたかいドリンクを飲むよう促され、腕を下にさげて、手を開いたり閉じて、グーパーグーパーと繰り返してくださいと言われ、言われるがままやり続けてようやく献血用ベッドに案内されました。

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献血用ベッドでは、靴を履いたまま座り、テレビを見ながら過ごすことが出来ます。画面は何故かスターウォーズのヨーダですが、オリンピックを観戦しながら献血していました。あ~、ここ快適過ぎます。

10分足らずで、400mlの献血が終了しました。

献血後は立ちくらみなど起こる可能性があるため、再び待合室で休憩をします。

ドリンクを飲みながら30分程度過ごします。最低でもドリンクを3杯飲むように指示され、水分を摂りすぎてお腹が若干ちゃぽちゃぽしますが、何とかミッションをクリアしました!

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最後に、コインを渡され自動販売機で好きなお菓子をゲットできます。また、献血のお礼にチョコレート菓子もたくさんいただき、献血のポイントカード(ポイントを一定数貯めると素敵なグッズをもらえます)や書類を渡され、帰宅しました。

コロナ禍での深刻な献血不足、これからも定期的に行こうと心に決めた筆者。新型コロナウイルスの感染予防対策も万全でもあり、お菓子食べ放題、ドリンク飲み放題、クーラーで涼しく快適な場所なので、どこかにお出かけのついでに献血を予約して休憩がてら行ってみてはいかがでしょうか?

新型コロナウイルスと言えばコロナの症状を具体化したイラスト、医師と世間のイメージのギャップがヤバ過ぎるも注目を集めています。

Source:厚生労働省日本赤十字社