通常ロボットや器械は、ハエたたきどころか、何も悪いことをしていないにもかかわらず、不具合が出たり、いつの間にか壊れてしまうという不遇のシステムだったりします。もちろん人間が作り出したものということで、それなりの不具合はつきものですが、こちらのシステムはなんととんでもない耐久性を誇っていると話題なのです。
ハエたたきで叩いても壊れないロボット
ということで、話題となっておりますのがこちらの昆虫型ロボット。このロボットの凄みは、自分の体重の5倍もの物を持ち上げそして、複数回「ハエたたき」に叩かれても大丈夫という驚異的な耐久性と身体能力を誇るスグレモノ。
足には人工筋肉があり、1秒間に400回動くのだということです。また体全体が柔らかく曲がりやすい素材でできており、そのため叩かれてもびくともしないような作りになっているとのことです。
このロボットは、昆虫からインスピレーションを得て作られた「DEAnsect」というロボットで、スイスのエコールポリテクニックフェデラルドゥローザンヌ(EPFL)チーム、統合アクチュエーター研究所(LAI)およびフランスのセルジーポントワーズ大学の同僚によって開発されましたようです。
重さは0.2グラム
重さはわずか0.2グラム。1円玉よりかるい。
色々な物を背負って働くことを想定しているので、物を運ぶドロイドとして活用されるのではないかと期待されます。
とはいえ、ハエたたきで叩かれるシーンがあるものなのかは疑問ですが、そのような環境下でもビクともしないことを踏まえると、自然環境で偵察させるとか、野生動物に襲われても安全なスパイ用のドロイドとして活用できそうですね。
日本でもこちらのゲーム機が人気ですが
ロボットと将来生活してゲーム機を超える存在になる日がもうそこまで来ているのかもしれません。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-7810779/Tiny-robotic-insect-withstand-multiple-heavy-hits-fly-swatter.html