ディズニー年パス復活への伏線?「複数日来園パスポート」発売も批判の声集まる

image:秒刊SUNDAY

東京ディズニーリゾートから、新たなパスポートが発売されることが発表されました。その名も『複数日来園パスポート』。年間パスポートが発売されなくなり、ワンデーパスポートしか発売されていなかったため、かつての年パサー(年パスを購入してディズニーを楽しんでいた人)は歓喜していることでしょう!……と思いましたが、ネット上では酷評の嵐となっていたのです。

ディズニーが『複数日来園パスポート』発売へ

3月4日、ディズニーの公式サイトで複数日来園パスポートの販売についてのご案内が発表されました。

複数日来園パスポートとは、2022年5月~2022年7月の複数日来園パスポート入園対象日において、各月2回(合計6回)、午前10時30分からご入園いただけるパスポートです。

毎月、入園希望日・入園希望パークを4日間事前登録いただいたのち、パークにご入園いただける指定入園日を2日間、指定させていただきます。

source:複数日来園パスポート

つまり、指定した日に限って月に2回ディズニーランド、またはディズニーシーに行くことができるパスポートということなのです。

image:秒刊SUNDAY

パスポートのデザインも、かつての年間パスポートっぽくてかわいいですね!

確実にディズニーに入園できるパスポートということもあり、さぞかしディズニーファンが歓喜しているかと思いきや、ネット上ではシビアな声が多く見られたのです。

全然お得じゃないし不便すぎてムリの声

複数日来園パスポートは、6回の入園が保証されていて、お値段が44,400円。

1回あたりの入園料に換算すると、約7,400円となります。

現在ディズニーでは、ワンデーパスポートの値段が変動制になっており、8,900円~9,400円程の値段で推移しています。

それを考えると、約1,500円~2,000円安く入園できるということもあり、お得!

……と思ったのですが、どうやらそうではないようなのです。

この複数日来園パスポートを利用して入園した場合、入園時間は10時30分からと、かなりのレイトチェックイン。

アトラクションやグリーティング施設、ショーを利用するための抽選を行う『エントリー受付』は開園後から行われていることから、10時30分に入園した後では、エントリー受付が終わっている恐れがあります。

さらに、指定した日以外は行くことができず、指定日を変更することも不可能となっているのです。

コロナウイルスで寝込んでしまった、まん延防止中なので行く日をずらしたいという思いがあったとしても、日にちの変更はできないのです。

他にも、様々な制約があるので、購入を躊躇してしまう方も多そうです。

source:複数日来園パスポートよくあるご質問

あまりメリットがないとして、「うーん。高い、面倒い、不便、コスパ悪すぎ。」「カネとヒマがあり、この先にもしもの感染拡大も気にしない、お一人さまがターゲッとということが分かる。」「 変更、キャンセル、返金不可だってさ!」「全然安くないし、指定するのめんどくさい。」と、ネット上にコメントが寄せられていました。

ディズニーの公式サイトを確認してみると、ワンデーパスポートは当日でも購入することが確認できます。

source:パークチケット

複数日来園パスポートを購入して、行くことができなくなってしまうかもしれないリスクを負い、エントリー受付ができないかもしれないデメリットを考えると、ワンデーパスポートを購入していきたい日に行くのが気軽でいいのかもしれません。

image:秒刊SUNDAY

筆者が住む静岡県は、まん延防止が延長されたのでディズニーへ行くことができないので、東京ばな奈のディズニーコラボを食べてディズニーの雰囲気を楽しみたいと思います。

source:複数日来園パスポート