コロナ対策、社会人のある悩みを劇的に改善したのではと話題に

image:写真AC

コロナウイルスの感染拡大が問題となってから、マスクのほぼ常時着用、手指の消毒など、各人の予防への務めが義務のようになった昨今は少し息苦しく感じるものです。それぞれの実践は手間ですし、ストレスでもあります。しかし、コロナに対するセンサーの高まりにより、社会全体にある前向きな変化の兆しが見られるようです。特に多忙な社会人にとっては深刻な悩みの改善に繋がっていくかもしれません。

インフルエンザが世界規模で激減

もしかしたら関連のニュースを既にご存知の方も多いかと思われますが、世界各地で季節性インフルエンザの患者が激減していることが明らかになりました。

中国、カナダ、韓国などの地域でインフルエンザを含む感染症の患者が例年と比較し大きく減少しているとのことです。

これには、コロナ対策による効果が大きいのではないかとも綴られています。コロナ対策は他の感染症にも効果のあるものも多く含まれますから、こうした効能はある意味当然の結果と言えるかもしれません。

依然として脅威が続くコロナですが、各国、各人の対策効果は現れていると言えそうです。

他にもコロナによって見直されたもの

また、インフルエンザ患者の減少だけではなくコロナやその予防に努める動きの中で変わったものが多くあります。

コロナが深刻な問題と認識されてからは、おそらく多くの企業で「体調不良時は無理せず休め」と言われるようになったのではないでしょうか。

他にも「勤務先で皆勤賞がなくなった」という投稿も。上記のように「休むことを悪とする」風潮がなくなっていくのは素直に良いことに思えます。

”マスクをしたままビジネスシーンに臨むのは失礼”という風潮がなくなりつつあるのも大きいかもしれません。「”マスクは失礼になる”、”風邪でも出社する”という2点が抑止されているのもインフルエンザの予防効果になりそう」という声も。

これら以外にも「風邪薬の世相に合わせた内容にコピー文章も変わった」などさまざまな変化が起き始めているようです。

「具合が悪ければ休む」が当たり前になっていくかも

こうした変化を受け、「”具合が悪ければ休む”という当たり前のことが正しく受け入れられる社会になっていくのでは」という投稿も多く見られます。

ネット上を見ても「熱があろうと何だろうと、とにかく出勤するべき」という風潮が変わった点に関しては、コロナ禍における前向きな影響と考える人が多いようです。

もちろん、コロナそのものの問題が収束したわけではありませんし、労働に関するさまざまな課題も山積みです。リモートワークの抱える問題点が話題になったこともあります。

しかし、コロナを契機に社会全体が働き方を考えるようになったことは重要なポイントではないでしょうか。