スーパーからコカ・コーラ500mlが消滅、お客様相談室に聞いたら意外な理由が判明

image：秒刊SUNDAY

「コーラ」と聞けば無条件で「コカ・コーラ」が浮かぶという方も多いはず。そしてコカ・コーラのペットボトルといえば、圧倒的に馴染みがあるのが500ml。しかし、そのコカコーラ500mlペットボトルがスーパーやドラッグストアから消えていることにお気づきでしょうか。一体コカ・コーラに何が起こっているのか、お客様相談室に確認してみました。

「コカ・コーラ」350mlと700mlペットボトル、ついに全国発売！

一都三県で先行発売されていた「350ml」と「700ml」のコカ・コーラ、2021年3月29日より全国で発売されました。サイズが増えるというのは、選択肢が広がっていいことですよね。

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あなたはどっち派❓
新しいサイズのコカ･コーラ‼️
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一都三県で先行販売✨

一人で飲み切るのにぴったりな350mlを飲みたい人はいいね❤
二人でシェアして飲む700mlでカンパイしたい人はRT🥂

あなたに #ぴったりのおいしさを選ぼう😁 pic.twitter.com/ntW2kkplWG

— コカ･コーラ (@CocaColaJapan) January 14, 2020

「スーパー」から500mlが消えてる！？

ここで気になることがひとつ。筆者の通っているスーパーでは、4月に入ってからコカ・コーラのペットボトル500ml(ZERO含む)を、全く見かけなくなってしまったのです！よく見ると似たようなボトルで、今まで500mlが入っていたところに350ml商品が大量に並んでいました。これ、間違って買う人もいるのではないでしょうか。(表示は68円ですが、実際の価格は63円)

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平積みでも展開しており350mlにかける意気込みが伝わってきますが、正直まだ500mlを無くした理由がわかりません。ちなみにこちらのスーパーでは、「300ml・350ml・700mlペットボトル」と「160ml缶」が売っていたので購入することにしました。

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「500mlペットボトル」をスーパーに置かない理由が意外すぎる！

いつも買っていた商品が無くなるということで、どうしても理由が知りたくなりますよね。推測だけではデマになってしまうので、実際にコカ・コーラお客様相談室に聞いてみることに。電話は待たされることなく、すぐに担当者様に繋がりました！

－－　コカ・コーラの500mlペットボトルのことでお伺いしたいのですが。

お客様相談室(以下：相談室)　「どのような内容でしょうか」

－－　スーパーでいつも購入していたコーラの500mlがなくなってしまっていまして、状況をお伺いできればと思って電話しております。

相談室「ご愛飲ありがとうございます！その件に関してですが・・・実は3月29日でスーパー・ドラッグストアへの供給を停止しております」

－－　もし可能であれば、理由をお教えいただきたいのですが。

相談室「実は昨年より都内で500mlに変わって、350mlと700mlのテスト販売を実施しておりました。その結果が非常に良好で、お客様からの支持も高かったため全国的に展開することになりました」

－－　500mlを無くした理由って教えていただけるのでしょうか。

相談室「そうですね・・・500mlでは量が中途半端で、1人では多いけど2人では少ないという声が多くあったためです」

－－　つまり1人あたり350mlが適量という判断でしょうか。

相談室「さようでございます」

－－　コンビニや自動販売機では販売は継続されますか。

相談室「自動販売機に関しては売れ筋商品ということで、今のところ500mlペットボトルは継続する予定です。コンビニエンスストアに関しては検討中ですのでお答えいたしかねます、大変申し訳ございません」

－－　私としては500mlが適量だったので、販売再開を期待しています！お忙しいところありがとうございました！

相談室「担当者に申し伝えておきます。貴重なご意見、誠にありがとうございました！」

500mlでは量が中途半端で、1人では多いけど2人では少ないという声が多くあった

まさか500mlが中途半端な量だとは、思ってもみませんでした・・・

便乗値上げという声も一部にはあるのですが・・・

中には便乗値上げではないか、という声もほんの一部ですがあるようです。そこで、コカ・コーラの実勢価格を使い10mlあたりの価格を割り出してみました。

コカ・コーラ実勢価格(10mlあたり)SS.ナオキ調べ

160ml　48円　(3円)
300ml　68円　(約2,26円)
350ml　63円　(1.8円)
500ml　78円　(1.56円)※3月までの参考価格
700ml　98円　(1.4円)

これでみると新発売の350mlが300mlよりも「販売価格が5円安い」というイレギュラーはあったものの、量が多い順に安くなっています。つまり、便乗値上げということは考えにくいということになりますね。実際にドリンク売場で品出しをしていたお店の方に話を聞いたところ「350mlも700mlもかなり順調に売れていて、品出しが追いつかない」とのことでした。