今からおよそ40年ほど前作られた、スティーブン・スピルバーグ監督によるSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。シリーズ化され3部作となっております。その劇中に登場するタイムマシンといえば「デロリアン」ですが、誰もがこの車に乗りたいと憧れたはずです。実際にはタイムトラベルはできないのですが、なんとなく未来を予感させる車という印象。そんな憧れの車体が、なんとガチャで登場しております。
ガチャで「デロリアン」が登場!
バック・トゥ・ザ・フューチャーのあのタイムマシンがまさか「ガチャ」で……。本当にあるんです。タカラトミーアーツによるこちらのデロリアン。
その名も『ホビーガチャ バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン(タイムマシン) -SECOND EDITION-』です。
デロリアン好きにはたまらないわけですが、やるしかないでしょう。約1/64スケールとなっており、ミニカー並みのサイズ。もちろん本物は買えませんので自宅に置いておけるし丁度いい。
種類は「デロリアン(タイムマシン)Part.1-閃光Ver.-」・「デロリアン(タイムマシン)Part.1-凍結Ver.-」
「デロリアン(タイムマシン)Part.2-閃光Ver.-」・「デロリアン(タイムマシン)Part.3-線路Ver.-」の全4種。
それぞれのシリーズ作品に登場するデロリアンが楽しめるのですが、やはり欲しいのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に登場するデロリアン。
30年後の未来2015年。
って、2022年の現在、2015年はもはや「未来」ではなく「過去」ですが……そんな現実はさておき、さっそくあの世界に飛び込んでいきたいと思います。
さっそくガチャをまわしてみました。
でてきたのは……
出ました!神引き!狙い通りのバック・トゥ・ザ・フューチャー2のデロリアンです。
正式には「デロリアン DMC-12」で、後ろにある白いボックス「MR.FUSION」にゴミを入れるとエネルギーとすることが可能です。
デロリアンでのタイムトラベルには、原子力レベルの発電装置が必要。その電力は1.21ジゴワットという想像を絶するエネルギー。
※ジゴワットは、架空の電力数値ですが、1ジゴワット=1ギガワットという説もあり。
※1.21ギガワットは原発1基分。
その電力を「次元転移装置」と呼ばれる、システムに供給することでタイムトラベルが実現します。
バック・トゥ・ザ・フューチャー1では電力に「雷」を利用。2015年の未来では「MR.FUSION」で核融合を代用可能という設定。
ちなみに「MR.FUSION」のレプリカはアマゾンで購入可能です。(核融合はしません)
<2022年6月13日追記>
※核分裂ではなく融合でしたので訂正しました。
組み立ては簡単で30秒ほどで終わる。ということで完成。バック・トゥ・ザ・フューチャー2ラストシーンの「旗」がデロリアンに絡みつく様子も見事に再現しております。
このまま雷に打たれたデロリアンとドクは、遠い過去の世界(1885年)へに飛ばされてしまいます。1885年といえば、西部劇の時代、日本では明治時代です。プルトニウムどころか車すらない時代です。
はたして、ドクはそんな時代から戻ってこれるのでしょうか。
という状況で、バック・トゥ・ザ・フューチャー3と続くわけですが、なんとも当時はドキドキハラハラさせられる映画でした。
なにゆえ驚いたのは、2022年となった現在でも、タイムマシンはおろか、ホバーボードすらマトモに実現出来ていないという現実です。
Source:タカラトミーアーツ