木で出来たヨックモック「シガール」がリアル過ぎて脳がバグる!制作者に話を聞いた

image:キボリノコンノ(@kibori_no_konno)

ヨックモックのクッキー生地をくるっと巻き焼き上げた「シガール」。贈り物などでいただき、皆さんも一度は口にされたことがあるのではないでしょうか?また食べたくなる美味しさですよね。Twitterでキボリノコンノさん(@kibori_no_konno)が投稿された作品が話題を集めています。それはなんと「シガール」を木で再現しているのです!何度見ても本物のお菓子にしか見えず、スゴイとしか言いようがない程のリアルさです。今回は制作秘話を伺いました。

本物にしか見えない!脳内がバグる作品

バター風味とサクサク食感が美味しいお菓子ヨックモック「シガール」。驚くことにお菓子が入ったパッケージまで「木」で再現されているツイートを発見しました!信じ難いクオリティーの高さに脱帽してしまいますね。

ツイートのリプ欄には、リアルで圧巻の完成度のヨックモック「シガール」に釘付けになる人が続出!美味しそうだという声や騙されたという声が数多く寄せられ注目を集めています。

・いつも驚きますが、袋まで?拡大してもどーしても木に見えません。空いた口が開いたままです。食べたい。

・美味しそう。やっぱり袋も!袋はズームしても分かりませんでした!騙されますねー。

・いやいや!これ、紛れ込んでたら、絶対食べちゃうクオリティです。ヨックモック、美味しいですよね♪

制作者さんインタビュー

image:キボリノコンノ(@kibori_no_konno)

Twitterの投稿者であり、制作者のキボリノコンノさん(@kibori_no_konno)にお話を伺いました。キボリノコンノさんは、33歳の男性 で会社員の仕事をするかたわら、空いた時間に趣味で木彫り作品を作られていらっしゃいます。

■木を使った作品を作り始めたきっかけを教えてください。

コロナ禍で家でできる趣味を探して、昨年9月に家にあった木と彫刻刀でコーヒー豆を彫ってみたのがきっかけです。

■ヨックモックのシガールの作品は、どのように作られているのでしょうか?作り方や制作時間、こだわられたところなど教えてください。

材料はシナノキを使っています。この作品で特にこだわった点はシガールの食感まで感じられるように、生地の薄さや気泡など、質感にこだわりました。

 

また、制作工程で、包装の袋が透明で薄い素材であるのを木で表現するのがとても難しかったです。 錯覚で薄く見えるような形づくりや、透けているような着色で表現しました。

 

作り方は、シナノキの板を切り出し、サンダーや彫刻刀で形を彫り出し、細かな気泡は電動のミニルーターを使って彫刻します。 その後、アクリル絵の具やパステルを使って着色し完成です。 制作時間は9時間程かかりました。

■作品が完成した時のお気持ちを教えてください。

シガールは上手にできたけど、包装の袋は自分では木の塊にしか見えなくて、驚いてもらえるか不安でした。

image:キボリノコンノ(@kibori_no_konno)

■いいねやリツイートされたりするなどとても大きな反響がありますが、今の心境は?

思っていた以上にたくさんの方が作品を見て、驚いてくださりとても嬉しかったです。メッセージなどもありがとうございます!

■今後の夢や作りたい作品があれば教えてください。

今後の作りたい作品は、誰も木彫りで挑戦したことのない素材感や、まさかこれが木彫り!?と思ってもらえるようなリアルな作品を作りたいです。 夢 個展を開いて、実物を直接見ていただきたいです。

キボリノコンノさんお忙しい中、制作秘話をお話していただきありがとうございました。

キボリノコンノさんのTwitter(@kibori_no_konno)には、木で出来た素晴らしい作品の数々がツイートされています。どれも本物さながらで驚愕するレベルです。シガール作品の制作工程も面白く見入ってしまいました。ぜひチェックしてみてくださいね。

アートといえば、樹脂で制作「目玉焼き」作品も個性的で面白いですよ。

Source:キボリノコンノ(@kibori_no_konno