新規格5G、将来的に4Gの10倍と異次元の速度になると話題

長らく4Gが続いていましたが、3月25日からいよいよdocomoより5Gの提供が始まります。とはいえ、「一体どんなことができるようになるの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。そこで今回は実際に5Gが提供されることで、どんなことができるようになるのかを簡単に紹介していきます。

新規格5Gの提供開始

3月25日より、docomoから新通信規格である5Gの提供が開始されました。

docomoがもっとも早く3月25日よりサービスの提供を開始しましたが、KDDIが3月26日より、ソフトバンクが3月27日よりそれぞれ5Gのサービスを開始とのことなので、大手3キャリアで利用できる規格となります。

それでは5Gの現時点での速度はというと

開始時の通信速度は「4G」の2倍ですが、将来的には10倍速くなるとされていて、自動運転や遠隔医療などの分野で活用が期待されています

(引用元:TBS NEWS )https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3938004.html

これでも十分に早く感じられるかと思いますが、なんと最終的には4Gの10倍のスピードになる見通しです。

ちょっと想像もつかないスピードですね。それだけのスピードならば、しっかりと快適さを体感できそうです。スマートフォンは今や生活に欠かせない必需品なっていますから、快適性の向上は素直に嬉しいですね。

5Gに対応する端末ラインナップ・対応エリアについても公式サイトより確認可能です。

いつかは遠隔手術まで?5Gで広がる可能性

5Gの出現によって得られる恩恵は単純に通信速度が上がるだけではありません。これまで難しかった様々な接続が可能になるとされており、自宅にある空調設備や給湯の開始といったこともスマートフォンで操作できるようになると言われています。

また、これまでの通信速度では難しかった、さまざまな角度からの動画鑑賞やVRで知られるようになった大迫力の3D映像のストリーミング再生も可能になるとされています。オンラインゲームでの遅延も防止できるとされていますので、これらの技術が使われることでものすごいゲームが生まれるかもしれませんね。

更にちょっと想像しにくい内容になるかもしれませんが、いつかは5Gの技術を利用して医療ロボットが手術できるようになったり、自動運転が今より発達したものになったりと、テクノロジーが数段先に進んでいくことも示唆されています。

5Gのリスクに対して心配の声も

ここまで5Gの導入によるメリットを挙げてきましたが、一部では5Gの電波が人体に有害な可能性があるという声も見られます。

上記のような5Gに対する不安感を述べる声も見られます。

ただ、

5Gの電波は本当に旧来のワイヤレスネットワークよりも人体にとって危険なのだろうか? どうやら専門家たちの答えは、現段階では「ノー」のようだ

(引用:WIRED)https://wired.jp/2020/01/09/worried-5g-health-effects-dont-be/

と現時点では明確なリスクの根拠は確認できていないとする記事も見つかります。

一概に健康に関するリスクがないと言い切ることもできませんから、まずは様子を見ながら生活に取り入れていくというスタンスが無難なのかもしれません。

また「通信規格じゃなくて、新しいガジェットの記事が見たい」という人はこちらの記事がおすすめです。

NTT docomo:https://www.nttdocomo.co.jp/

画像:PAKUTASO