なにか世間に災いが起こり始めると、かつて日本では「大仏建立論」が巻き起こり、奈良の大仏や鎌倉の大仏などを建てて、厄を払い、ついでに拝観料をいただいてしまおうという一石二鳥のシステムが王道となりつつありますが、中国でも同じように今大仏ならぬ巨大「毛沢東」が建造され話題となっているようです。
この巨大毛沢東は中国河南省の村に建てられているようで、高さはなんと36.6メートルと、日本にある奈良の大仏17メートルをはるかにしのぐ高さだ。しかも色は金色ということで縁起もよく、観光名所になるのは間違いないはず!
建造するのにかかった費用は5500万円と、高いのか安いのかよくわかりませんが、地元の子供たちが、写メをとるなど違う意味で早くも人気です。
毛沢東は、国民の飢饉を救った英雄として今でもたたえられており、この巨大な像は、そんな彼の栄光にあやかれるスポットとなるのかもしれません。
ただし、中国のネットでは「どうせ金を使うのなら貧困者のために使ったほうがいい」「似てない」「誰?」などという意見もあるようです。
掲載元
http://www.mirror.co.uk/news/world-news/giant-gold-chairman-mao-statue-7118969
(秒刊ライター:たまちゃん)