本日からマイナンバーの通知が始まりまして、各家庭に謎の番号が届きます。学校で言えば出席番号のようなものなので、その番号をキーにして特定のコンピュータを通せば個人情報にアクセスすることが可能です。つまり番号そのものが流出しても一般的にはなんの価値もないわけですが、なんとなく気持ちの良いものではありません。しかし海外では既に流出しております。
あまり話題となっていないのかもしれませんが、今年の6月にとんでもない事件が米国で起きておりました。なんと400万人分のSSN(日本で言うマイナンバー)が流出していたのです。どうやら中国人のハッカーによって特定のサーバにアクセスし抜き取られたということです。
恐れていたことが実際に発生しているわけでして、これは日本ももう少し危惧すべき問題です。PCにデータが蓄積されている以上、どんなセキュリティをかましても100%防ぐことは不可能です。
一番簡単な方法は、パスワードを知っているエンジニアがデータを抽出し、USBに保存して持ち帰ればアウトです。以前にそのような事件はおきておりました。
ですので、クレジットカード番号等流出が頻繁に起こる昨今このマイナンバー流出は時間の問題というか不可抗力であるように感じます。あきらめるしかないのでしょうか。
掲載元
https://www.washingtonpost.com/world/national-security/chinese-hackers-breach-federal-governments-personnel-office/2015/06/04/889c0e52-0af7-11e5-95fd-d580f1c5d44e_story.html
―本日より変わること
ちなみに本日より変わることを一部まとめます。
1:マイナンバー通知が開始2:最低賃金の引き上げ3:医療事故調査制度がスタート4:海外からのネット配信に消費税5:スポーツ庁発足6:防衛装備庁が発足7:火災保険料引き上げ8:小麦粉売り渡し価格引き上げ9:キッコーマン値上げ10:びっくりドンキー値上げ11:PS4引き下げ
画像:内閣官房
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/kouhousiryoshu.html
(秒刊ライター:Take)
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