あしたのジョーファン歓喜!試合中にノーガード戦法を発動した女性ボクサーが話題に

アメリカの女子プロボクシングマッチ「ミア・セント・ジョンVSクリスティ・マーチン戦」にて、ボクシングファンを大いに沸かせる一幕が見られた。激しい乱打戦の最中、あろうことか突如クリスティが両腕をだらんと下げてファイティングポーズを外し、ノーガードでミアの前に立ちはだかったのだ。ミアのショートパンチが計11発ヒットしてもクリスティは微動だにせず、男子ボクサー顔負けの強靭な打たれ強さを披露した。


梶原一騎氏原作、ちばてつや氏作画により制作されたボクシング漫画の金字塔・あしたのジョーに「ノーガード戦法」と呼ばれる技法が登場する。文字通り、両腕を下ろして棒立ちになり、相手の攻撃を一切防御しない斬新なファイティングスタイルだ。一見意味不明な作戦だが、動揺して攻撃パターンが単調になった相手の一瞬の隙を突いて反撃するのが真の狙いであり、リスクの中に勝機を見出す究極の戦法として名高い。高度な技術と類稀な身体能力があればこそなしうる業である。

無論、ノーガード戦法は漫画の中だからこそ通用する必殺技であり、現実の試合で行うのはあまりにも無謀だ。まともに相手の攻撃を食らえば大ダメージを負うことは必至である。誰も真似しようとは思わないだろう。

しかし、クリスティはノーガード戦法の使用をためらわなかった。対戦相手のミアは、スポーツの傍らでモデル業もこなしている異色の美人女子プロボクサーだ。「お前のパンチなんか効かねえんだよ!もっと打ってこい!」と言わんばかりにミアの繰り出すパンチをすべて顔面で受け止めたのだ。矢吹丈の天性の打たれ強さ、そして幕之内一歩の勇気が融合した究極のボクシングスタイルと言えるだろう。ボクシング漫画のファンなら歓声を上げずにはいられまい。

なお、試合は満場一致でミアの判定勝ちという結果に終わってしまった。終盤まで拮抗するナイスファイトだったが、クリスティにとってはあと一押しが足りなかったようだ。漫画内では無敵を誇る必殺のノーガード戦法だが、必ず勝利に結びつくほど現実は甘くなかったようだ。ぜひともクリスティにはクロスカウンターを習得して次回のノーガード戦法に備えてもらいたいものである。

―海外の反応

・おかしな光景だな。殴られてる奴は全く痛がってないどころか笑ってるようにさえ見えるぜ。
・心理戦だよ。対戦相手に「あなたのパンチは私には効いてない」ってことをアピールしてるのさ。
・むしろ殴ってる方が相手を気遣ってクリンチに行ってるじゃないか。
・女の子みたいな叩き方で興ざめだなぁ。
・一方的に殴られたダメージが蓄積するとノックアウトにつながるほど脳に効くんだぜ。まともな戦術じゃないよ。
・これしきのパンチじゃダメージにならないでしょ。夜中の寝返りの時に枕に頭をぶつける衝撃の方が遥かに強烈だよ。
・子供の喧嘩みたいな試合だなー。
・ひでーパンチの打ち方だ。全く腰が入ってねーよ。
・一方的に殴ってるから気が引けて本気で殴れないんじゃないの?
・なぜ私たちはお互いに殴り合わなきゃいけないの?さあ、抱き合いましょう。
・なんだこの茶番は。
・女なんて存在そのものがお笑いだからな。
・このパンチは本気じゃないね。単にスコアを稼いでるだけだ。
・モハメド アリに水を飲むように頼んでみ。この戦法を長期間続けることがいかに危険かよく分かるだろうぜ。
・レフェリーも途中で止めろよな。

掲載元
http://www.reddit.com/2cp6po/

(ライター:sha-la-ku)

1 COMMENT

秒刊名無し

「あしたのジョーファン歓喜」って…
確かにこの記事とは関係ないけど、力石徹役の声優:仲村秀生さんの訃報が飛び込んできたばかりなのに、よくこういう無神経な見出しを付けれるよな…
記者としての技量の前に、人間性疑うわ

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