テネシー州近郊に出没する謎の黒服女が地域住民に目撃され話題に

近頃、アメリカ合衆国テネシー州周辺で「ウォマン　イン　ブラック（黒服の女）」と呼ばれる謎の女性が頻繁に目撃されている。その名の通り、彼女はフード、ドレス、キャリーバッグに至るまで全ての持ち物を黒色で統一しており、一目見ただけで圧倒されるほど異様な雰囲気を醸し出している。一体、ウォマン　イン　ブラックは何者なのか？地域住民の間で様々な憶測が飛び交っている。

ウォマン　イン　ブラックは、マディソン郡、モーガン郡など東テネシー一帯で広く目撃されている。地域住民の間で彼女の存在は有名だが、実際に会話したことのある者はほとんどいないため、彼女の素性は黒いベールのごとく謎に包まれている。

2014年6月、バージニア州のワイズにて、ウォマン　イン　ブラックがウォルマートというスーパーマーケットの駐車場で一人の男性と宗教に関する話をしている所を撮影した映像がYouTubeにアップロードされた。それ以後、ウォマン　イン　ブラックに関する多くの写真・動画がソーシャルメディア上に公開され、世間の関心を集めるようになった。

「私も長年この街に住んでますけど、あんな恰好をしてる人は今まで見たことがありませんよ。」
オークデール在住のメアリーさん（42）はマスコミの取材に対し、そう回答した。

―ウォマン　イン　ブラックの正体は？

無論、正体不明の黒尽くめの女性が街中を徘徊していれば、警察が黙っているはずもない。サリバン郡保安官事務所の調査員はウォマン　イン　ブラックと接触し、職務質問を敢行した。その結果、それまで未知だったウォマン　イン　ブラックに関する様々な情報が明らかになった。

ウォマン　イン　ブラックの本名は、エリザベス・ポールズ。年齢は56歳で、出身はアメリカ合衆国南部のアラバマ州モッツ。彼女は聖書の布教活動を行うために南に移動している途中だという。全身黒尽くめの格好をしている理由は、イスラム教の戒律によるもの。職業を問われると、ペンタゴン（アメリカ国防総省）で働いているという驚くべき答えを返してきたという。

これらの情報がどこまで本当なのか、真実は誰にも分からない。どこへ向かい、何をしようとしているのか？すべては依然として謎のままである。

―海外の反応

・別に悪さしてるわけじゃないんだから、ほっといてやれよ。
・見るからに怪しい恰好してるんだから職質されても仕方あるまい。
・同感だね。犯罪に手を染めてないんなら解放すればいいだけの話さ。
・彼女が説法を行いたいというなら耳を傾けましょう。そうでないのなら、放っておきましょう。
・世界平和を望む神のご意思だ。それ以外の何物でもない。
・先週、ロッキーフェイスマウンテンで目撃した奴がいるらしいぞ。
・俺も先週キャロルトンでこの人を見かけたよ。暑い日に全身真っ黒の格好をしてる人がいたからびっくりしたけど、別に何か悪いことをしてる風には見えなかったけどな。
・レディーガガじゃないのか？
・神だとか天使だとか、典型的な精神異常者の症状だな。イスラム圏から来たとかペンタゴンで働いてるとかありえねーだろ。
・俺もこの辺に住んでるからよく分かるけど、すでに警察が執拗に尋問して彼女に嫌がらせしてたな。彼女は旅をしてるだけで何もしてないんだから、ほっといてやれっつーの。
・え？人間だったのかよ！そっちの方がこええよ！
・悪魔の経典を布教してるのか？
・俺も仲間に入れてくれよ～。
・この人は日焼けしてる女どもに日焼けを回避する方法をレクチャーしてるんだろうぜ。
・テネシー州に住んでる人間としてはたまんねーな。

掲載元
http://www.reddit.com/2b57ss/

（ライター：sha-la-ku）