あまりにシュールなテーマパーク『奇石博物館』に行ってきた

かつて日本で大ブームを起こした人面犬や人面魚。あれから
およそ20年が経過した2013年、「人面」シリーズとも言える“人面石”がブームの予感!?“有名人面石”を飾るテーマパークがあるという情報を聞きつ
け、早速、トホホスポットマニアの私は駆けつけた。今回は、そのレポートをお送りする。

有名人にソックリの石が数多く取り揃えられている秩父珍石館。名前のごとく埼玉県秩父市にある珍石(つまり珍しい石)を集めた館、っつうことだ。名前からある種のセンスを感じる!

その館へ行ってみたのだが、閉まっている!そして、玄関には貼り紙が。「隣の岸和田」とは、同じ経営者が開いているそば屋さんだ。

恐る恐るそば屋の扉を開けると、あまりにも渋すぎるオヤジさんがいた。「あのぅ、珍石館に来たのですが…」とオヤジさんに告げると、「はいはい!ちょっと待っててね。今、担当者が来るので」とのこと。なんと秩父珍石館専属係員がいるのだ!

5分後、珍石館玄関で待つわたしの元に、専属係員のおばさんが登場。そして、玄関を開けてくれた!つまり、OPEN!ということだ。ついに足を踏み入れることができる!

おばさんは、ひとつずつの石を実に丁寧に説明してくれた。丁寧すぎるほど丁寧な石解説は続いた。立て板に水の解説の途中、何度もおばさんは「せっかく来てくれたんだから、ひとつでも石の知識を勉強して帰ってね!!」とおっしゃる。しかし、なかなか出てこない人面石。おばさんが紹介してくれるのは、すべて希少価値の高い石なのだ。

これらの石のほとんどは、初代館長のおじいさんが石マニアのため集まったらしい。仕事の合間に寝る暇を惜しんで初代館長は、価値ある石から珍石まで集め続けたそうだ。

この秩父珍石館は、あの「タモリ倶楽部」でも紹介されたそうだ!

「タモリ倶楽部」以外の番組でも度々紹介されたそうだが、番組で取り上げられるのは、価値ある石ではなく、人面石らしい。早く、その人面石が見てみたい!

おばさんは、「じゃ、2階へどうぞ。2階には人面石がたくさんあるのよ!」と案内を続けた。いよいよ、人面石だ!!

ブツブツがたまらぬ!

「ウドちゃん」という手書きキャプションが良い味を出してる。石のタイトルの多くは、石マニアの初代館長が名付けたとのこと。

なかなか秀逸だ。

「猪木」とはもちろん「アントニオ」さんのこと。ことごとく手書きキャプションが良いセンスを出している。

そして、芸能人だけではなく、イエスまでもが登場!

この4人組は、従兄弟ミュージシャン・サーカスか?

ゴリラなのか、ドンキーコングなのか、統一していただきたい!

「あまちゃん」の種市先輩人気に便乗したのか?

これらの有名人石だけではなく、変わり種もある。

人面石界のジュノンスーパーボーイ。ということか?

これに気づいた初代館長は、すごい。

案内人のおばさん曰く、初代館長がロシアで出会った人、らしい。とても魅力的なそのロシア娘とそっくりだったそうだ。彼女に名前を聞かなかったので、なんとなく「ナターシャ」と名付けたそうだ。良いエピソードだ。

ということは、初代館長がこのカフェーの女にも出会ったということか?この石にまつわる話は係のおばさんに聞けなかった。

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この秩父珍石館には、これら自然が創った顔の石が、なんと1700以上飾られている。とてもごきげんな係のおばさんが石の解説をおこなってくれる。

さらに、見学中、似ている人物を言うと、石にその名前を付けてくれるそうだ。あなたも数々の珍石にネイミングをつけにこの珍石館へ行ってみてはいかがだろうか?

【秩父珍石館ホームページ】
http://www006.upp.so-net.ne.jp/chinseki/

【入館料】
大人(高校生以上)400円、子供(中学生以下)200円

【開館時間】
春・夏 9:00~18:00、秋・冬 10:00~17:00

(ライター:つじぃ)

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