我々日本人の歩みともいうべき日本史。しかし、時代が進むにつれ史実もより明らかになっていき、一昔前と今では大きく変化しているものもあります。例えば、一昔前は「良い国(1192年)つくろう鎌倉幕府」が今では「いいハコ(1185年)つくろう鎌倉幕府」になっていたり、実在したと言われていた聖徳太子が架空の人物となっていたり厩戸王だと言われていたり。しかし、そんな聖徳太子の絵があまりにもかっこいいとしてネット上で話題になっています。
話題になっているのは、Twitterに投稿されたこちらの画像。
(画像)
こちらは、今やその存在がすっかり薄れてしまった聖徳太子。
投稿によれば、こちらはベネッセコーポレーションで行なっている通信教育講座「進研ゼミ」の教材に採用されているものだそう。
今では、一昔前に教科書や1万円札に採用されていた聖徳太子の肖像も本人ではないとまで言われ、すっかり影が薄くなったものの、同教材では若いころを描いているのか今風のちょっと鋭さのある表現になっています。
この画像を見た人たちは
・やべぇwかっこいいw
・聖徳太子に恋してまうわwwwww
・となりにいる小姓さんたちもかわいい
とすっかりメロメロの様子。
今や、ほぼ「架空の人」扱いされすっかり影が薄くなってしまった聖徳太子ですが、こういった形で注目を浴びることでまた、その存在を多少なりともアピールできることになるのではないでしょうか。
2014年度の教科書からは、「聖徳太子は実在したか」と題したコラムが掲載されるといったことも話題となっていますが、本当のところ、彼は実在していたのかしていなかったのか。非常に気になるところです。
(ライター:Yohko Kitashima)
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