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『視力が良い人』には伝わらない不思議な画像がネットで話題に

 

こちらのイラストは、目の良い人には全く意味をなさないイラストです。多くの人はこのイラストを見て、地平線に浮かぶ気球が見えることでしょう。それは目に異常が無い証拠でもあるのですが、では実際目に異常が見つかった場合この気球はどのように見えるのでしょうか。知っている人にとってはおなじみのこの気球一体何の意味があるのかさっそく調べてみました。

画像:Twitter
https://twitter.com/syougeki_/status/295431238964097024

こちらの画像はTwitterで「視力が良い人には伝わらない画像」として話題になっていたのですが、残念ながらこの画像を1分2分眺めていても10分間じっくり眺めていても何も結果は得られません。なぜならこの画像は、視力検査に使われている画像で、近視・遠視・乱視・乱視角度を測定する『オートレフラクトメーター』という機械を通さないと全く意味をなさない画像なのです。

つまりオートレフラクトメーター上で視力を測定する際にこの画像がうまく見えるか見えないかを判断しますので、皆様の2Dモニターでしっかり見えていてもそれは全く意味が無いのです。

さて、視力検査でこの機械を覗き込むと、この気球の絵(気球とは限らない)が出てきて、だいたいの屈折状態を調べ本来の視力(矯正視力)を測ると言うことだ。

結果、どのようなコンタクトレンズを使ったらよいか、どのようなメガネを使ったらよいかというアドバイスを行う指標となるデータが算出されるわけだ。それがすべて自動的にはじき出されるわけだから、オートレフラクトメーターとは凄い機械だ。

ということで視力が良い人にはあまり意味の無い画像と言う訳だ。とはいえ、目に何の問題も抱えていないパーフェクトな眼力を持つ人間はなかなかいないので、どこかではお世話になるのだろう。

【記事参照】
http://www.ikec.jp/ikebukurosunshine_contents-2.html

(ライター:たまちゃん)