ハーバード大学で『ネアンデルタール人』の代理母となる女性を募集中

 

33000年前に絶滅してしまった人類の祖先「ネアンデルタール人」を復活させようと言うヤバそうな研究がハーバード大学医学部で行われております。ざっくりとしたフローは、まずネアンデルタール人のDNAを採取しその後人の胚にDNAを入れると言う壮大で強引な計画。SF映画であったような絶滅した種属の復活劇は成功するのだろうか。現在胚を提供する女性ボランティアを募集中だ。

ハーバード大学医学部の教授ジョージ氏はネアンデルタール人のDNAを再構築し、33000年前に絶滅した種属を復活させることが出来るだろうと考えているようだ。

手法としては、まずネアンデルタール人の骨からサンプルを抽出し遺伝コードの分析・解析・修復を行う。その後、人の幹細胞にDNAを注入。うまくいけば「ヒト」と「ネアンデルタール人」のハイブリッド人間が出来るだろうと期待しているという。

この手法は映画ジュラシックパークと同じ原理で、映画の中ではカエルやワニなどの幹細胞に注入していた。もちろんこれはSFならではの手法であるので、実際にそれが可能であるかどうかは未知数だが、理論上は可能だと言う。もちろん可能だと信じている研究者がいるからこそ、このような研究がおこなわれているのは言うまでもない。

ジョージ氏はこの研究で、ネアンデルタール人の思想や考え方が人類に多大なる利益をもたらすだろうと考えているようだが、残念ながら人のクローニングについては、倫理やモラル、そして法律上の問題がクリアできておらず本当にやれば犯罪である。

また専門家によると、ネアンデルタール人は、現代の病気の免疫が無いのではないかと心配する声も。
それよりも逆に現代の人類に免疫の無い恐ろしい病気を媒介する恐れもあるのではないかと不安にならざるを得ないが、結局夢物語で終わりそうな話だ。

現在この実験に参加し、代理母となっていただける女性ボランティアを募集しているようだ。

【記事参照】
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2265402/Adventurous-human-woman-wanted-birth-Neanderthal-man-Harvard-professor.html

(ライター:たまちゃん)

4 COMMENTS

秒刊名無し

琥珀を、
古代ギリシャではエレクトロン (elektron) と呼んでいた。
これを、
コキコキすると電気を発生する。
これがエレキの由来である。

ボランティアってのがやだな。
payがないのはなんかずっこい気がする。

秒刊名無し

ネアンデールタール人の頭骨って、たしか現代人より脳容量が大きかったとかどこかで・・・。
超古代文明のロマンではあるけどなぁ・・・。

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