秒刊SUNDAY

『七味』本当は『ななみ』と読む?衝撃的事実が話題に

七味と言えば七味唐辛子で日本の代表的な調味料。牛丼や天丼はもちろん、日本人ならばありとあらゆるものに、ふりかけることにより独特の刺激を楽しむもので、日本には無くてはならないものだ。ところで七味は何て読んでいるだろうか。「しちみ」と呼んでいるだろうか?だがそれを全否定するかのような衝撃的なパッケージが話題になっている。

こちらのパッケージを見ると、良く見かけるS&Bの七味唐辛子の横にもう一つ同じようなデザインでそこには七味ではなく「NANAMI」と記載されていることが読めるだろうか。そう、実は七味はしちみと読むのではなく、本来はななみと読む可能性が高いのだ。

ななみトウガラシ。日本語変換を使っても「しちみ」と打ったほうが確実に「七味」と変換されるほど(IMEではななみでは変換できない)メジャーな言葉で、間違いではないように思えるが実際はどう読むのが正しいのだろうか。

その答えは何を隠そう、S&Bが回答を出しているので見ていただきたい。

S&Bの質問と回答より抜粋
S&Bの輸出用七味唐がらしは、国内の呼び名とは異なり「NANAMI」と表記してありますが、これは「しちみ」と「いちみ」では発音上似かよっていて、海外では混同される恐れがあるため、特に「NANAMI」と表記しているのです。
なんと、ななみはしちみの海外呼称であった。つまり七味は国内ではシチミと読むが、海外ではナナミと呼ぶ。それはイチミとシチミの混同を防ぐためだと言う。

なるほど、確かに海外の人から見ればシチミもイチミも区別がつかない。それを前提として考えるとナナミと読んでおいたほうが無難という訳だ。

ということで、海外の人がナナミクダサイヨーと、お願いされた際ナナミではなくシチミだ!と教えてしまうと混乱するので、ナナミのまま通してあげたほうがよさそうだ。

S&B
https://www.sbfoods.co.jp/customer/detail/00368.html