この深く青い海をどこまでも埋め尽くす分厚い真っ白な氷。空は白夜で夜中だというのに、まだうっすらとその青さを残している。まさに「青」と「白」の静かな世界。 そこに突然現れた真っ白な虹?! 思わずCGではないかと疑ってしまいますが この写真北極探検中のクルーの一員サム・ドブソンが撮影したもの。この静かな 2トーンの世界に現れた虹のとは?
この珍しい「真っ白な虹」はfogbow(霧の虹)と呼ばれているもの。
出現する過程は非常に虹に似ているが、雨より粒子が小さい( 0.05ミリ以下 )霧が発生したときに現れやすい。
「最初見たとき ただの雲なんじゃないかって思った。写真で見るよりもっと近くに感じられたんだ。この自然の神秘を目の前にして その美しさに唖然としてしまったよ。時々シャッターを切るのを忘れてしまったくらいだ」
「小さいときからレンズを通して色々な風景を見てきたけれど、滅多に見れないであろう こんな素晴らしい現象を見れたなんて・・・・なんて自分は恵まれてるんだって感動するよ」
写真を通しても十分に美しいですが 実物をみたら、寒いのも忘れて見入ってしまうこと間違いなしです。
【記事参照】
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2073068/Rare-white-rainbow-lights-North-Pole--closer-inspection-phenomena-actually-ghostly-fog-bow.html
(ライター SKKC)
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