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非常食によいかも?賞味期限切れの『うまい棒』は割といける。

地震の影響もあり、非常食用に多くの食料を調達して買い込んでいるというニュースが度々報道されますが、一度落ち着いて今一度、そこまで食料を買い込む必要があるのかどうか、考え直してほしい。もしかしたら家にまだ、食べれるものが残っているのかもしれない。今回はそんな非常食に使えるのかもしれない、賞味期限切れのうまい棒を食べてみました。


こちらが賞味期限切れのうまい棒だ。2010年9月ということは
半年も前に賞味期限が既に切れている。
当然食べるべきではない食料だ。

普段であれば捨ててしまいがちな、このお菓子も非常食として役に立つのかもしれない。

もちろん、賞味期限切れにより、健康を害すという恐れもあることは視野に入れている
今回はそれを理解したうえでの決行だ。
また、食べれるか食べられないかの調査でありこれを勧める記事ではないことは
ご了承いただきたい。

こちらは、ご存じサラミ味。
いったいどこがサラミ味なのかはさておき、独特の香ばしい香りが
袋をあけると放出された。大丈夫のようだ。

意を決して食べてみると、なんと意外にも行けるのだ。
若干、湿気が気にはなるが、食べられないほどでもない。
味も、正常なモノと同様レベルまで維持されている。
賞味期限切れと言われなければ、普通に食べてしまうレベルだ。

この他にも、やさいサラダ、コーンポタージュ、チーズなども
湿気さえ気にしなければ問題なく食べられる。

がしかし、一つだけ問題がある「味」があった。

めんたい味である。
これがどうしたことか、妙に、棒の部分が緩くなってしまっているのだ。
若干液状化している個所もあり、食感がまるで違う。
うまい棒というよりも、キャラメルコーンを食べているような食感なのである。

そして更に問題なのが、味自体が、『めんたい味』ではないのだ。
めんたい味が、6ヶ月間という歳月をかけて、腐食をおこしたのか
何か違う食べ物へと変化し、明らかに『食べてはいけない』エマージェンシーな
味をしているのである。

例えるのであれば、それは紛れもなく『ウコン』そのものの味がした。
従って、賞味期限切れの『うまい棒(めんたい味)』は食べてはいけないという事がよくわかった。
仮にこれで健康に被害が生じたら、非常食どころではない。
ただし、それ以外は個人的な感想として『食べられる』のである。

皆様も、今一度家にある非常食を掘り出し確認していただきたい。
健康を害さないレベルで味のチェックをしてみてはどうだろうか。

ライター:ユカワ