「TikTok ティックトック」をはじめとする、ショートムービー作成アプリは爆発的に普及して女子中高生を始めとする若い世代に人気です。そしてそのアプリにつきものなのが、目に留まる広告です。少し前、怒涛のごとくFacebookなどの広告に登場して非常に目についた「17Live」の広告に登場しておりました、女性たち。素人っぽいのですが果たして彼女らは何者なのでしょうか。
Facebookなどの広告に突如登場
さて17liveの広告はFacebookなどを始めとするSNSや、その他アプリ広告などに突如登場します。とにかく男性にとっては目を引くものが多く、そもそもこのアプリが何であるのかが全くわからない点が特徴的です。見た目的には、少々大人な雰囲気を醸し出すアプリのように見え、横で家族が見ていたりすると若干、といいますかかなり気まずい空気になります。
おそらく、それを狙い、いち早く広告を消させようとするも、焦ってまんまとアプリダウンロードページへ誘導させる作戦なのかもしれません。
ちなみに登場する女の子は素人っぽいのですが、バリバリの現役モデルさんたちです。
上記動画の右が原満莉菜
そして左が小屋 春菜
基本的に女の子が戯れていたり踊っていたりするだけで、これと言って際どいシーンは一切ありません。ところがネットではあまりにも「あざとい」「かわいい」という意見が多いようです。
アプリ本体はあざとくない
アプリ本体は普通のライブ配信アプリです。ちなみに男性も配信しており、広告にあるようなちょっと大人な雰囲気は皆無。そもそも一般の方のライブ配信ですので、勘違いをしてはいけません。
広告のモデルはオーディション
Liveに登場する女性は、素人からモデルまで幅広く、上記のように勝ち上がった女性は公式モデルとしてあの、男性をメロメロにする広告に出演できるようです。
ライブ配信者を「ライバー」、「イチナナライバー」、そしてライブ視聴者を「オーディエンス」と呼び、オーディエンスとライバーの関係上で成り立ち、ポイントや視聴者数により勝敗が決まるわけです。中には課金してポイントを得て、ライバーにプレゼントするものもあります。
言うならばある意味オンラインのAKBのようなオーディションアプリのようなものです。
女性はオーディションを勝ち上がりメジャーになりたい。男性はそれを応援したいというギブアンドテイクの関係性が成立し、秋元康もビックリ仰天のビジネスモデルとなっているわけで、結果的に広告に登場する女性はオーディエンスが多い子が選ばれるわけです。
なぜあざといのか
では結論としてなぜあざといのか、以下まとめてみました。
・女の子はオーディションで選ばれる
・男性はよりすぐりの推しメンを選ぶ
・結果的にあざとい子が勝ち上がり、それを広告塔にしてしまう。
つまり、あざとくなれない「普通の女の子」はその辺でアイスクリームと自撮りかましてインスタ映え狙ってねってことです。勇気を持って男性を虜にし女子を蹴散らす。これが17Liveの戦略。
そして今日も今日とて、あざとい女の子が広告に登場し、ダウンロードを誘発させる台湾に本社を置くM17 Entertainmentのマーケティングに見事にやられてしまうわけです。
画像掲載元:ぱくたそ