真ん中をナイフでサクッと割ると、とろ~りあふれだす半熟卵。食欲をそそる洋食屋のオムレツだが、自宅でこれを再現しようとすると、かなり難易度が高いはず……。失敗しないテクってないの?オムライスといえば、卵の薄皮に包まれた昔ながらのタイプと、半熟のオムレツがライスの上で花開くふわふわタイプの二種がある。後者は、店ならではの贅沢と
もいえるが、自宅でもあの感動を味わいたいもの。そこで、ネット上で紹介されているいくつかのテクニックをもとに、筆者がふわふわオムレツに挑戦してみ
た!
ふわふわオムレツに使う卵は、3個。これをゴムベラで全体を切るようにしてさっくりと混ぜる。塩胡椒を入れると、卵の凝固温度が下がる原因になるため、味付けは最後に行おう。
強火で熱したフライパンにサラダ油をしき、全体になじませたらボウルにかえす。フライパンと油を熱することで、焦げつき防止につながるのだ。フライパンは、鉄より焦げにくいテフロン加工がオススメ。
次にバターをたっぷりと投入。焦がさないよう素早くフライパンを揺らして広げる。バターを入れることで風味が増し、ふわふわのオムレツができるワンテクニックだ。
いよいよ溶き卵をフライパンに注ぎ込もう! フライパンと接触した瞬間、卵に火が通りはじめるためスピーディに流し込むのがポイント。
卵全体が半熟になるように素早くかき混ぜる。半熟になったら、一旦火から離そう。
プロはここで、フライパンの柄の部分を「トントン」と叩きオムレツを反す作業に入るのがだが、素人にはこれが難しい! そのため、フライパンを斜め45度にして、カーブになっているところで形を整えていくのが失敗防止の最大のテクなのだ。
最後は、皿を45度にしてフライパンから転がすように移したら完成!
味付けは、ケチャップをかけるもよし! 塩辛いベーコンと一緒に食べるもよし! チキンライスの上にかけてナイフで中央に切り目をいれたらふわふわオムライスのできあがりだ。
卵3個でリッチな気分になれるふわふわオムレツ。この作り方は、回数を重ねるごとにどんどん上達するので、卵好きの人はぜひプロの業を極めてみて!
(両角はるか+ノオト)
関連リンク:【CHINTAI情報局】-暮らしの百科事典-
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