研究を150年続けた結果、シマウマが縞模様となった理由が解明されたと話題に

動物園でも人気の高いシマウマ、「なぜシマウマは縞模様なんだろう?」と疑問に思った事は誰しも1度はあるのではないでしょうか。シマウマはなぜ縞模様となったのか、この疑問は動物学者、研究者達を150年以上もの間悩ませてきましたが、ある一つの有力な仮説が明らかとなったのです!

シマウマは何故縞模様になったのか

「縞模様が草むらの保護色になる」「縞には冷却効果がある」「蚊に刺されないため」など様々な仮説が立てられてきたシマウマの縞模様。

しかし、あくまで仮説の域で決定的な結論が出ていない状態となっています。

そんな中、カリフォルニア州ブリストル大学とカリフォルニア大学デービス校の研究者達が、ある仮説について証拠を突き止めることに成功したのです。

シマウマが縞模様になった理由、それは・・・

吸血動物を避けるため

黒い牛にシマウマ模様を描いたら、ハエやアブに刺される回数が50%近くも減った――。米科学誌プロスワンにそんな研究論文が発表された。
(中略)
黒いしま模様の牛と、しま模様なしの牛は、30分の間に110回以上も刺されたのに対し、白黒のしま模様の牛が刺された回数は60回に満たなかった。

引用 https://www.cnn.co.jp/fringe/35143742.html?ref=rss

牛に縞模様を描いたところ、ハエやアブに刺される回数が半減したというのです!

シマウマの縞模様は、蚊などの吸血動物から身を守るためにあるという仮説が立証できたと記事は紹介しています。

もしこの仮説が本当なら、夏にシマウマ模様のTシャツを着れば蚊に刺されないのではないかと唱える人も。

動物の体にはまだまだ解明できない不思議なことがたくさん隠されていますが、

サンタさんのソリを引くトナカイにも信じられない真実が隠されていたことも驚きましたね。

画像掲載元 Pixabay