吉野家幹部「生娘のうちに牛丼中毒に……」不適切発言で謝罪も更に炎上する事態に

吉野家

image:秒刊SUNDAY

牛丼といえば「勝たんしか吉野家」という方も多いのではないでしょうか。そんな業界最大手「吉野家」の常務取締役企画本部長が、外部で不適切な発信をしたとして「多大なるご迷惑とご不快な思いをさせた」と謝罪したのですが……。吉野家から公表された謝罪文を、不適切発言の本人が書いたのではないかとして再炎上する事態になっています。

「生娘を薬物漬け戦略」などと発言

女性軽視の極めて不適切な発言!あまりに酷い内容のためここでそのままお伝えすることは控えますが、要約すると……若い女性へのマーケティング戦略を「生娘を薬物漬け戦略」と表現する非道っぷり。

「田舎から出てきた右も左も分からない女の子を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする」
「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、牛丼を絶対食べなくなる」

などと、早稲田大学の社会人向け講座で発言したとのこと。あまりに酷い内容のため、実際に講座を受講した方がSNSで拡散していたのですが……吉野家お客様相談室に確認したところ、事実で間違いないということを認め、謝罪文をホームページに掲載したということでした。

実際に掲載されている謝罪文によると……

「当該役員が講座内で用いた言葉・表現の選択は極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題
の観点からも到底許容できるものではありません。」
「本件を受け、社内規定に則って当人への処分を含め厳正に対応を進めてまいります。」

「到底許容できない」「当人への処分を含め厳正に対応を進める」とありました。このあまりに酷い発言を受け、然るべき処分がなされるのではないでしょうか。

引用:吉野家「当社役員の不適切発言についてのお詫び」

「不適切発言についてのお詫び」を作ったのは本人!?

当然のように炎上し、上記の「不適切発言についてのお詫び」が吉野家のホームページに掲載されました。しかし、内容はともかくファイルのプロパティにガッツリと作成者の名前が!

作成者:Ito Masaaki

もちろんこれは、今回問題発言をした「常務取締役企画本部長」の伊東正明氏本人だと思われます。

image:秒刊SUNDAY

※既に吉野家ホームページに掲載されている謝罪文(PDFファイル)に関しては、作成者が消されております。

当然SNS上では、当初の発言内容も含めて怒り爆発!当たり前のように大炎上する事態に。

・どこまで社会をなめてるんだか
・本人が謝罪するのが筋だが、マネジメントとしてはたぶん大間違い
・社内でも日常的にこのような表現を使っているのだろう
・他人事のように書いてんじゃねーよ
・反社が使いそうな言葉使ってんな……

当人はメディア対応もされており、記事で目にすることも多かった方です。今回も早稲田大学で行われた社会人向け講座「デジタル時代のマーケティング」ということだったのですが、なぜこのような発言をしたのかは定かではありません。

ただ、普段から思っていないと「高額な講座」の講師として「生娘」とか「薬物中毒(敢えてソフトな表現にしています)」といった言葉は出てこないような気がするのですが……企業イメージが地に落ちた吉野家、ブランドイメージの回復には時間がかかりそうです。

吉野家ファンブックを買うような方々は、今回の件をどのような気持ちで見守っているのでしょうか……。

source:吉野家公式ウェブサイト