今年2020年は時代の変革という意味では歴史的瞬間に立ち会っているなと感じることがしばしばありました。ウイルスによる世界的大事件はもちろんですが、日本国内でも鬼滅の刃による社会現象を目の当たりにしました。しかし数十年前に起こった、アニメブームの走りともいえる元祖社会現象アニメの存在を忘れてはいけません。
機動戦士ガンダム実物大が動く!
ということで、この目で見たいと思い行ってまいりました横浜ガンダムファクトリーへ!
まずガンダムファクトリーとは、横浜の山下ふ頭に出現した、実物大の動くガンダムが格納されている施設です。
実物大ガンダムは過去にも登場していますが、実際に全身を動かすことができるのはこのガンダムファクトリーYOKOHAMA以外には存在しません。
山下ふ頭の入り口にて
山下ふ頭の門を通過する前に既に小さくそのお姿を拝むことができます!!
ファンであればこれだけでも感動できるかも。
ゲートの先はとっても見晴らしの良い景色が広がっており、ロケーション抜群。
少し歩いた先に、ガンダムファクトリーの入場口があります。チケットカウンターもありますが、この日の昼の回は当日券は販売していないようでした。
いよいよ入場
自分が購入したチケットに設定された時刻になるまでは入れません。14時の回の20分ほど前から並んでいたのですが、続々と人が集まってきて、入場間際には長蛇の列に驚きました。
消毒と、体温のチェックを経ていよいよ入場という寸前、ガンダムを目の前にしてスタッフの方に一旦停止させられました。
もどかしくも待ちきれない様子で一様にカメラを構える皆さま。
そして、一旦停止から解放されるとみんな一目散にガンダムの方へ!!
というのも、動くガンダムが動作をするのは30分に一度で、起動実験は一時間に1回のみ。そのため、14時に入場を開始しているので、ちょうど14時から始まる起動実験が既に開始されているのです!1秒も見逃したくないファンの皆様は走りますよそりゃあ。当たり前です。
動くガンダム
興奮ぎみにガンダムを見上げる人々。
そして遂に!ガンダムが動き始めます!!
一歩。
そして二歩。
みなさんすごい静かです。普通こうゆうイベントって、歓声とかでザワザワするものですが、やはり大きいお友達は違いますね。
厳かな雰囲気です。厳粛に見守っています。
と、ここで緊急事態発生!!
メルトダウンにより一旦しゃがみこんでしまうガンダム(という演出なのでご安心を)
しかしこの姿がカッコイイです、、そしてこの姿勢を作り出すための技術も一般人には計り知れないのですが、すさまじい努力の結晶であることは間違いありません。
手動運転による再起動!!
再び立ち上がった様は神々しい以外の何物でもありません、、
更に、段々と右手を持ち上げていき、
人差し指を立ててポーズ!!かっこよすぎます!!!
起動実験はここで動作を終了するので、ここからは思う存分写真撮影タイムです。
なので、事前に持ち寄った144分の1フィギュアとともに撮影しちゃいます。
144分の1と実物大
尊い、、、
みんなこれやりたくないですか?!自分が作ったお気に入りのプラモと一緒に撮影したくないですか??!
でもガチ勢の方は宝物を家から持ち出さないと思うのでやらないかもしれないな。
40年越しの感動がここに
ガンダムファンのみなさん、、遂に夢が実現しましたよ!
動く実物大のガンダムには40年前に少年だった、たくさんの男の子たちの夢と希望が詰まっています。
現在大人になったたくさんの人たちが、現代日本の最高技術を結集させてようやく実現させた奇跡なんです。
それを感じながら見ていると、世代でもなんでもない、ファンですらない筆者が見ていても感動し、涙がこみ上げました。
人が作るものや創造することって、無意味だったりくだらなかったりすることって非常に多いと思います。
ガンダムだって、興味ない人からしたらそんなもの作ってどうするの?って言うかもしれません。
でも夢や希望って、意味とか必要なかったりしますよね。
見てみたいから、やってみたいから。それだけの動機があれば十分なんですよ。
子供のころ夢中になり憧れた、あのガンダムの動くところを見てみたい!!その想いだけがたくさんの人々を動かし、更には現実になった。
それがこの大きな実物大のガンダムを見ていると自然と伝わってきて、とてつもない感動を生みます。
すごいなぁ、こんな壮大なものを作れちゃうなんて。
日本の技術者ってやっぱりカッコイイ、と改めて感じます。歴史的瞬間に立ち会えてとても光栄に思います。
さて、このガンダム記事は次回に続きます(またしても勝手に二本立て)お楽しみに!
Source:GUNDAM FACTORY YOKOHAMA