山口敬之(53)逮捕状取り下げで海外メディアからも上級国民と揶揄されてしまう

元TBS記者の山口敬之氏が伊藤詩織さんに、合意がないまま性行為をしたことで準強姦行為の容疑で逮捕状が発行されました。しかし、逮捕状の取り下げがあったことでネット上では山口敬之氏は上級国民だったため逮捕されなかったのではないかという憶測まで流れたのです。さらに、海外メディアからの質問にも「上級国民」という単語が発せられ世間がざわつく事態となったのです。

山口敬之氏は上級国民か

逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは、「上級国民」(日本語で質問)だからではないのですか?記者としての意見を聞かせてください。総理大臣の力を借りたんじゃないですか?

引用 https://www.huffingtonpost.jp/entry/noriyuki-yamaguchi-pressconference_jp_5dfb0fb9e4b0eb2264d41e9d

山口敬之氏は総理に近しい人物だったため、逮捕状取り下げの働きかけを行ったのではないか。

また、自ら働きかけをしなくても高輪署が忖度して逮捕状を取り下げたのではないかという憶測がネット上で見られます。

日本のジャーナリストがしないであろう直球の質問に、日本のメディアもこうあるべきだという意見も。

逮捕状取り下げまでの経緯として、Business Journalでは次のように説明しています。

・2015年4月3~4日 当時TBSの政治部記者でワシントン支局長だった山口氏は一時帰国中に伊藤さんと東京都内で会食。同日深夜から4日早朝にかけて準強姦行為をした疑いが生じた
・9日 伊藤氏が原宿署に被害を相談
・30日 高輪署が準強姦容疑で告訴状を受理
・16年6月8日 東京地裁が逮捕状を発行するも、高輪署は山口氏を逮捕しなかった

引用 https://biz-journal.jp/2019/12/post_133628.html

元TBS記者・山口敬之さんの会見には被害者である伊藤詩織さんも姿をみせましたが、気丈な態度がメディアでも放送されました。

2019年は「上級国民」という言葉が定着した年になったと感じますが、国民の中に上の人間、下の人間という格差が如実に表れてしまった1年ではないでしょうか。