あの大手ポータルサイト「Yahoo!」が現在大炎上しております。どうやら簡単にまとめますと、利用者から、ユーザー行動などのデーターを入手し、そのデーターを他社に売却しているのではないかという問題です。ちなみにこのサービスは「Yahoo!スコア」と呼ばれており、Yahoo利用者であれば誰でもスコアデーターを持つことになります。
Yahooスコアはどこにある?
Yahoo!スコアは、トップページの登録情報から「プライバシー・メール配信」のタブをたどると表示されます。ちなみにこのスコアデーターは
本人確認・信用行動・消費行動・Yahoo! JAPANサービス利用
などの情報が含まれており、例えばみなさんがヤフオク!を利用した際の取引実績や評価、ショッピングでのレビュー回数、知恵袋での活躍度、Yahoo! JAPANへの支払い滞納の有無および回数、などなどが含まれており、要はその人に対する「信頼性」を格付けしたデーター化したもののようです。
これを「パートナー企業」つまり他社に渡しているようですが、規約によると
Yahoo!スコアの提供は、お客様がそのサービスとYahoo! ID連携を実施する際に個別に同意をいただいた場合に行われます。 お客様ご自身の同意をいただかない限り、パートナー企業のサービスへのYahoo!スコアの提供は行われません。
とのことです。
何が問題なのか
問題となっているのはそれらデーター蓄積が「デフォルトで「オン」になっている」とのことです。つまり貴方が、Yahoo!でヤフオク等を利用しているのであれば、すでにデーターは蓄積され、貴方の信頼性が数値化されているわけです。
よくあるのが、行動分析で、その人が購入した商品などに関連する広告を表示させるターゲティング広告が挙げられるが、今回はそれではなく「ユーザーの信頼性」という新たなデーター。
以前ヤフオクに恐ろしすぎる商品が出品され話題を呼びましたが
一体これをどこに送り何に使うのか、全く謎なところが恐ろしいわけです。ちなみに現在このスコアは確認することはできないので、なんとも気持ちの悪い状態ではあります。