日本にも歴史的な建造物は山ほどあるわけですが、日本という国の特性上なかなか容易にその場に行くことはできない。特に神が宿る神聖な場所については、その土地の関係者ですらなかなか立ち入ることのできない、超聖域がある。が、しかし今回の事件は、そんな神聖な場所に、あろうことかとんでもない問題が起きているのだ。
巨大地上絵にマスクが描かれてしまう
Vandals paint Covid mask on the Long Man of Wilmington https://t.co/r7AMUFEHIX
— Daily Mail U.K. (@DailyMailUK) January 30, 2021
地上絵といえば、誰もが皆「ナスカの地上絵」を思い浮かべるわけですが、こちらの地上絵も忘れてはいけませんん。
イングランド、イーストサセックス州にあるこちらの地上絵は、緑の丘に描かれたおよそ311年前の地上絵で、通常「グリーンマン」「ロングマン」などと呼ばれております。
この絵の大きさはおよそ100メートル近くあり、描かれた年代は1710年頃だということです。
しかしこの巨大で神秘的な遺跡に何者かが、あろうことか「PPEマスク」を描くというイタズラが発生。刑事事件として器物損壊罪などの容疑で警察が捜査していると言う。
PPEマスクは、昨今のコロナウイルスの影響で一躍目にする機会が増えたが、この遺跡に何者かはこのコロナ禍のメッセージと痕跡を残したかったのだろうか。
British police are searching for the vandals who painted a COVID-19 face mask on the ‘Long Man of Wilmington’ in southern England https://t.co/52OH7Gdvko pic.twitter.com/TUukDuJVVg
— Reuters (@Reuters) January 30, 2021
実はこのロングマン以前にも同様の被害が発生しておりその際は大きな男性の陰茎が描かれていたのだということで、今回が2回目。
フォーマットとしていたずらされやすく、そして汎用性の高すぎる絵柄がそのような問題を生んでしまっているのかもしれない。
いずれにせよ、このような問題はただで済まされるようなものではないのでいち早く犯人を特定し、マスクを削除させるなどの対応を急いでもらいたいものだ。
Source:DailyMail