和歌山市、動物愛護運営資金の寄付金をまさかの用途に使ったことが判明、大炎上の事態に

image:写真AC

最近、頻繁に耳にするようになったクラウドファウンディング。動物愛護運営資金の調達にも用いられていたことはご存知の方も多いかもしれません。現在、大きな問題となっているのは和歌山市が行ったクラウドファウンディングです。動物の保護のためにと大きな期待を寄せられていたプロジェクトですが、その寄付金の用途を巡り非常に大きな問題となっているようです。

和歌山市、動物愛護運営資金を別の用途に使っていたことが発覚

和歌山市による動物愛護運営資金の使い道が言及され、その内容が大きな問題となっているようです。

問題の言及がされているのは和歌山市議会の24日の議会中継から確認ができます。

中継内では、

・寄付金に関してはまだ使っていないとしていたが、実際は使っている
・充当しなければならないものに充当した。充当先には動物愛護に活用できるものもあると考えている
・詳細な充当内容に関しては後日HP上で公表予定
・当初予算が別に設けられていた動物愛護と直接関連しない事柄に充当していた

とのことです。

source:和歌山市議会 議会中継

結局、動物愛護の運営費として集められた寄付金が、当初の目的通りに使われていなかった旨の答弁内容となっており、当然のことながら反感の集まる事態となっているようです。

既にSNS上でも本件についてはさまざまな投稿が寄せられています。

非常に期待されていたプロジェクトだった

和歌山市は非常に動物の殺処分が多い市であり、本プロジェクトも”殺処分0を目指す”とのことで、プロジェクト発足当初は非常に大きな期待が寄せられていました。

全国から多額の寄付金が集まり、ネット上でも「これが正しい税金の使い方」「動物愛護に疎い日本では画期的な試みだ」など、称賛の声が多く寄せられていました。

「期待を裏切られた」と怒りの声で炎上する事態に

この議会内容はSNS上でも既に多くの批判が続々と集まり炎上する事態となっています。

当初の期待が大きかった分、尚更憤りを感じる人が多いでしょう。

結局、クラウドファウンディングで集められた寄付金の用途に関しては、後日公表する予定とのことです。とはいえ、寄付を行った人たちが納得できる公表内容になるかは、疑問が残ります。

芸能人の炎上は聞き慣れている人が多いかと思いますが、今回の件は市ということもあり大きな波紋を呼ぶこととなりそうです。

source:和歌山市議会 議会中継,