兵庫県尼崎市が、6月23日に氏名や住所、生年月日などが含まれた全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したことを発表しました。そして緊急謝罪会見を開いたところ、さらなる失態が起こってしまったのです。担当者が会見中に、パスワードに関する大ヒントをしゃべってしまったことでネット上がざわつく騒ぎとなりました。
尼崎市、全市民情報USB紛失
新型コロナの影響で生活に困窮した世帯に支給する給付金に関する給付業務を委託していた業者が、個人情報が入ったUSBメモリーを21日に紛失したことが明らかとなりました。
兵庫県尼崎市は、すべての市民46万人余りの個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表しました。住民税の額や生活保護の受給に関する情報などが含まれているということです。
尼崎市の会見です。https://t.co/hqFEXyUitA pic.twitter.com/XEfAkOOnVh
— NHKニュース (@nhk_news) June 23, 2022
USBメモリーには、46万人余りのすべての市民の、氏名や住所、生年月日などのほか、住民税を納めているかどうかや、生活保護の受給に関する情報などが含まれていました。
引用:NHK
この事態を受け、「全てにおいて危機管理無さすぎ!」「ほんまに何してんねん!」「最悪……。」「市民からの信頼も失いましたね。」「持ったまま酒飲むか?呆れる。」と、批判の声がネット上に寄せられました。
尼崎市は緊急謝罪会見を開きましたが、さらなる失態が会見で起こってしまったのです。
パスワードの大ヒントを暴露してしまう
USBに保存されていたメモリーにはパスワードがかけられ、データは暗号化処理されているといいます。
しかし、このパスワードに関する重要なヒントを会見中にしゃべってしまったのです。
記者会見を見ていた人たちからは、「パスワードの桁数と使用文字を喋っちゃっててやらかし重ねてる。」「パスワードの文字種と桁数開示とか本気ですか?」「紛失だけではなく、パスワードの桁数を記者会見で話してしまったとは……目も当てられない。」「尼崎市のUSB紛失でパスワードの桁数公言されてて椅子からひっくり返った。」と、コメントが寄せられました。
このような事態が引き起こされてしまうと、マイナンバーカードを作ろうと思っていても、作ることに躊躇してしまうという方もいそうですね。