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アメリカ星条旗というものは、どこの国においても誰が見ても「アメリカ合衆国」とわかるようなインパクトの有る国旗です。赤と白のストライプ、青い背景に白い星印。わかりやすいその柄ではありますが、実はこの国旗の掲げ方には様々な意味合いがあります。本日ナショナル・モールで20万旗の星条旗が掲げられたそうですが・・・
ナショナル・モールで20万旗の星条旗が掲げられる
ナショナルモール国立公園は、「ワシントンDCにあるワシントン記念塔から美しいナショナルモールを見下ろしながら、良い夜をお過ごしください」とツイートしました。#Inauguration2021 https://t.co/6ihLW0DNn3
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) January 20, 2021
本日1月20日、ワシントンDCにあるナショナル・モールにて星条旗が20万旗掲げられるというイベントが執り行われておりました。
本来であれば新大統領就任を祝うイベントになるわけですが、今年はコロナ禍ということも有り、盛大に行うというわけには行かず、周囲は閉鎖。代わりにライトアップされた旗が掲げられているのですが、それだけでも十分美しい。
しかしそんな美しい旗ですが、なんとも深くそして非常に深刻な状況であるということが伝わるとあるメッセージが込められていたようです。
Meanwhile, in Washington DC -- Nearly 200,000 U.S. flags on display at the National Mall were illuminated tonight with pillars of light. Anyone else notice the Flag is upside down? 👇 pic.twitter.com/Civz9L1MHN
— PunisherPatriot (@PunisherPatrio4) January 19, 2021
なんと巨大な星条旗のひとつが逆さに掲げられていたのです。
これは掲載した側のミスではなく「星条旗を逆さに掲げる」ことに深い意味合いがあり、主に、深刻な状況であることを伝える際に掲げられます。
もっぱら、弔意を表す際に「半旗」などを掲げるというのは有名ではありますが、こちらも同様に深刻な状況下ということを表す深いメッセージ性のこめられたもののようです。
コロナ禍でアメリカのみならず世界中が困窮している昨今、1月20日にとんでもない事態が起きるとも予測されておりましたが、この状況をアメリカはどのようにリーダーシップを取っていくのだろうか。