日本を代表するアパレルブランド「ユニクロ」ですが、いつの時代も一定以上の人気を誇っています。恐らく、多くの人が一度は利用したことがあるのではないでしょうか。時代や流行に沿った変革も頻繁に行われており、昨年ではマスク「エアリズムマスク」が爆発的な人気となったことも記憶に新しいですよね。そんなユニクロが成功に至った、ある理由が凄いとネット上で話題になっているようです。
時代が変わってもヒットを続ける「ユニクロ」
オーソドックスを基本路線にしつつ、最近では大手ブランドとのコラボや流行に沿った商品展開で人気を誇るユニクロ。最近ではマスク「エアリズムマスク」や有名ブランド「ジル・サンダー」とのコラボ展開などで大きな話題になっていましたよね。
銀座に旗艦店「ユニクロ トウキョウ」開店…マスクに整理券配る行列https://t.co/4Aa81DDwBH#経済
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) June 19, 2020
マスク購入に整理券を配る事態って凄いですよね……。ジル・サンダーとのコラボも多くの店舗で即品切れになっていましたし。
そんなユニクロの成功の理由の1つがネット上で大きく注目されています。
「服に興味がない人」がターゲット層だった
話題になっているのはこちらのツイートです。
このツイート昔メモしたものから引っ張ってきたのですが、調べてみるとWWD林さんの記事からでした!@hayashi700
ユニクロの歴史と考察が面白くて勉強になるのでぜひ見てみてくださいhttps://t.co/k9CroeGo1J— 吉田睦史 | 株式会社Radix CMO (@yoshida_Radix) February 19, 2021
投稿しているのは株式会社RadixのCMOである吉田睦史さんです。同氏の
ユニクロ時価総額アパレル世界一になりましたが、成長理由が「服に興味ない人」というターゲット設定にあるという話がすき
という上記の投稿がネット上で大きな注目を集めることとなっています。確かに、マーケティング・セールスを担っている方からすれば、ユニクロの斬新なターゲット設定のエピソードは惹かれる内容かもしれません。
マーケティングのお手本のようだと称賛される事態に
上記のツイートに対してさまざまな反応が寄せられていますが、ユニクロのターゲット設定に関して絶賛するものが多くなっています。
ライバルが考えもしないことを思いつく
これって難しいですよね😥
だからこその成功があるのかと思うと常に思考は働かせていないといけませんね…— hero@レンタルスペース運営・物件配信 (@EarlySomerset) February 18, 2021
服選び面倒臭い層のペインを上手く解決してる。
ユニクロなら間違いない、及第点はいける。
そして、したたかにベーシックデザインと機能性において圧倒的な最高点に到達し、こだわり層にも浸透してきている。
お手本のようなマーケティング。
教科書通りが大事。
着放題SaaSが出てきたら最強。 https://t.co/9vpRYocpWo— 田中和生/事業開発×自然言語処理 (@t_kazuo1984) February 19, 2021
「ライバルと異なることを考えるのは本当に難しい」「この凄さが多くの人に伝わると良いですね」「お手本のようなマーケティング」など、さまざまな賞賛のコメントが続々寄せられています。
また、「”衣食住”の中でも消費が強制されるものの中でも衣は若干特殊な性質がありますよね」といった興味深い意見も見られます。
自動車メーカーとかもこうなってるんだろうなって気がする。走りの楽しさとかアピールされるけど、そこまで車に興味がない私のような人間にとっては適当にやっても目的地に着けるとか安全に駐車できるとかそういう方がありがたい。多分Googleの自動運転車とかはそういう人向けになるのかなーと思う。 https://t.co/Oun7cpBCCX
— ぐりころ (@glicoro) February 18, 2021
また、アパレル以外の業種、一例ですが「自動車メーカーもそうした需要に向けて変化している気がする」といった声も。この意見も確かにそうかもしれないと思ってしまいますね。現在は、一昔前と比べて車に面白さを求める需要も減少してきているように感じられます。
今回のユニクロのマーケティングに関する手法は、さまざまな業種で共通する部分があるのかもしれません。そんなユニクロの今後の商品展開にも期待したいですね。
ちなみに、先述のジル・サンダーとのコラボのときはこんな様子だったとのことです。