元猛烈な勢力台風25号(コンレイ)消滅する。

台風21号・24号の被害も復旧せぬ地域もある中、次々連発して押し寄せてくる台風に日本もある意味「台風疲れ」をしております。更に台風25号が発生し日本に接近してくるということで警戒を強めてはおりましたが、本日その台風は消滅したようです。正式には低気圧に変わったようです。

台風と温帯低気圧の違い

台風が消滅するというのはどういうことかといいますと、気象庁の定義で台風は最大風速が約17m/s以上のものをいいます。つまりそれ以下の低気圧は、温帯低気圧もしくは、熱帯性低気圧などと呼ばれるわけですが、とりわけ日本付近では「温帯低気圧」に変わります。

そんななか猛烈な勢力を誇り、一時期の中心気圧は915hpa、中心付近の最大風速は55m/sというとんでもない台風に成長した台風25号は、本日2018年10月7日4時00分に、温帯低気圧となったようです。

ただし、低気圧ということで大雨や強い風に注意したほうが良いことはかわりはないので、進路に当たる地域は、引き続き注意が必要です。

8割が勘違いしている予報円も確認いただくとよりわかりやすいのですが、しっかり予測が立てられると便利です。

ちなみに、今後台風に昇格する可能性は極めて低いものの、一度台風ではなくなり、その後台風となるものを俗称で「復活台風」と呼び、過去に何例かあるようです。

画像掲載元:ひまわり/JTWC