前回の台風21号の影響で近畿に甚大な被害を与え、ようやく復旧の兆しが見えてきた矢先、再び勢力の強い大きな台風が接近しております。大型で非常に強い台風第24号は、現在は宮古島の南東約550kmにあります。中心気圧は950hpaで中心付近の最大風速は毎秒45メートルとなっております。
進路はどうなるのか
さて気になる進路ですが、もはや現時点で日本縦断を回避することは不可避となっております。29日から30日にかけ、四国・近畿地方に上陸し、そのまま日本を縦断していくという最悪のコースとなっております。
なお、気象庁の予報では、30日9時には九州野南にあり、中心気圧 940hPa。その後近畿地方に上陸する見込みとなっております。
昨今の台風の被害に備え、交通機関は早めに欠航や運転見合わせを行うことで、大きく乱れることが予測されます。
ただし、まだ30日以降の中心気圧そして進路が曖昧なため、ここから逸れるという可能性もゼロではないのですが、予報円が完全に日本を捉えているので、仮に大きく逸れたとしても、どこかしこに被害は発生する予報です。
また今年の台風のコースはなかなか読み難い点はございます。
以上を踏まえ、30日に近畿地方に行く予定がある方は十分注意が必要です。
画像掲載元:ひまわり・JTWC・気象庁