「Twitter有料化」の話を安易に信じないほうが良い理由

Twitter有料化

image:pixabay

4月25日に、米Tesla CEOの起業家のイーロン・マスク氏がTwitterを買収することで正式合意しました。それにともない、Twitterではある現象が起きているようです。それは「Twitterが有料化される」という話。今まで無料で使えていたTwitterがついに有料化されるのか!?そんな不安が寄せられているのですが、一体どういうことなのでしょうか。そしてそれは事実なのでしょうか。

「Twitter有料化」は以前から何度もあがっている

実はTwitter有料化の話は、以前からことあるごとに話題となります。

実は10年ほど前の2011年にも「Twitter有料化」の話が持ち上がりました。しかし本家ツイッターが「そのような事実はありません」ときっぱり否定しています。

つまり「デマ」だったわけです。

その4年後の2015年には「140文字制限を外した有料プランが出る」という噂から、いつのまにか「Twitter有料化」という話に発展したケースもあります。

参照:ツイッターついに有料化!?140文字限界突破した製品をリリースか?

結局「有料プラン」「有料になるかも」などの話が「有料化」という話にすり替わり、デマとなっていくケースが多いのです。

Twitter買収で「有料化」&「有料版もある」のダブルパンチ

そして今回は「Twitterが買収される」というニュースをきっかけに「有料化される」というデマが拡散。とはいえ、経営が変わるということは「有料化される」という方針転換も、あながち無くな無いのですが、現時点で有料化の話はありません。

ただし、もともと「サブスク」型で、有料プラン(Twitter Blue)があります。

Twitter Blueでは、ツイート一定時間取り消しや、フォントサイズ変更などの機能が2.99ドルほどで行なえます。

ただし日本ではまだ実装されていないので、海外で利用する必要があります。

このTwitter Blueと混同し、いつのまにかTwitter有料化という話になっていったのが今回の経緯です。

Twitter有料化の話は信じるだけ時間の無駄

つまり、これまでのところ「Twitter有料化」という正式な話は一切なく、あくまで噂や、有料版の話が混同し有料化するという「デマ」につながったケースが多いのです。

Twitter有料化」は、もはや「恒例行事」安易に踊らされるだけ時間の無駄です。本件に関して言えることは、まず信じないほうが時間の無駄にならないでしょう。

Source:Twitter Blue