最近のテレビのニュース番組で盛んに問題となっているのは、SNSから拝借したツイートや動画や映像がそのまま使われているという点です。もちろん本人に許可を得て放送しているわけですが、そもそも視聴者から動画を提供してもらうというのはテレビ局としていかがなものかという概念もあるわけですが、そんな時代でもないようです。
ニュースで視聴者動画が使われる訳。
1月2日に放送されておりました「NHK総合1・東京」の「新春テレビ放談2019」にて気になる問題提起をカンニング竹山が行っており話題を呼んでおりました。最近SNSの視聴者映像をニュース番組がそのまま使うという問題です。
テレビ制作側からも「DM送ってください」「資料ください」などのコンタクトを見かけるということを自覚しているようです。
ただ、何故視聴者映像を使うのか、これには様々な意見があるようです。
まぁ、カメラマンが即座に現場に行ける訳じゃないからSNSから持ってくるのはひとつの手ではあるよね。やっぱり裏付け取材は大切なんだよね。#新春TV放談
— ゴジランドの住人 (@KKase253) January 2, 2019
そう！ツイの映像を夕方のニュースとかで出すの本当に変
一般の意見もTwitterでの一部の意見だけ取り上げてるのも。#新春TV放談— komomo (@torosmap) January 2, 2019
まあ、インターネット上に公開された情報に、どこまで制限を考えるべきかは微妙な話ではあるけど、たまにフェイクに引っかかる場面に出くわすと、報道で使うのは少し慎重にしたほうが良いとは思うよね。 #新春TV放談 #nhk
— TRX (@Feena_TRX) January 2, 2019
やはり、視聴者映像はいち早く手に入れることができるためテレビ制作側も利用しているのではないかという考え。
また、テレビ局側もその場に駆けつけることができないが、その場にいた方に情報提供を得るという意味では、別にネットもリアルも変わらないのではないかという考えもあるようです。
ただし問題もあります。それは「フェイクニュース」に踊らされるということです。
デマに踊らされるテレビ局
出元自体が嘘wwパクツイかw #新春TV放談
— あさくら那岐 (@twinag) January 2, 2019
以前フジテレビが、誤った情報をそのまま鵜呑みにしてあたかも本当にあるかのように報じてしまったという経緯は記憶にあたらしいのですが、祖のようなデマに踊らされることは最近良く見かけるようになりました。
しかしこれはデマに踊らされるのではなく、デマに気づきやすくなる（可視化されるようになった）だけではないかという可能性もあります。
果たして今後もテレビ側は視聴者映像をSNSで調達し続けるのでしょうか。
そしてその誤報に無数の特定班に瞬時に指摘されるといういつもの茶番が繰り返されるのでしょうか。
我々は新たな時代に突入したのかもしれません。
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