電車の発車メロディといえば、ある意味電車オタクのなかでもとりわけ人気の高いコンテンツでもあり、各駅のメロディを熟知していて当たり前という世界でもあります。しかしこのメロディが今後なくなっていくのかもしれません。その中でさっそく「常磐線」において、発車メロディが全て統一となり各駅の特色はなくなってしまいます。
メロディを車体から流す理由をJR東日本に聞いてみた!
常磐線の各駅の発車メロディといえばこちらの音楽ですが、昨年2018年8月1日から試験的にホームからではなく、列車のスピーカーから流す取り組みを開始したということです。
本件について秒刊サンデー編集部で問い合わせたところ
駆け込み乗車を減少する取組の一環で、昨年から行ってきており、10%程度の効果が見られたので、3月16日から本格導入しました。
とのことでした。
つまり、ホームから発車メロディを流すことで、駆け込み乗車が増えてしまう問題があることを踏まえ、列車のスピーカーに変更することで、駆け込み乗車を軽減する狙いがあるということです。ホームから発車メロディが流れなくなれば、確かに音量的には必然的に小さくなり、慌てる人も少なくなるのかもしれません。
と同時に、BGMが統一されるので、各駅のBGMが楽しめないという残念な声もあるようです。
ネットの反応
これが本当に駆け込み乗車の発生を防ぐ効果的なものであるとするのであれば、ホームからのメロディは続々廃止の方向に向かうのかもしれません。と同時にメロディはシステム上統一せざるをえないようです。
人命最優先と考える企業であるがゆえのある意味ジレンマもあるのかもしれません。
JR東日本東京支社:プレスリリース
https://www.jreast.co.jp/press/2018/tokyo/20190312_t01.pdf
画像掲載元:写真AC