人はいつか死にます。これは逃れることができない、生まれてしまったものが持つ宿命です。しかもその死はいつ襲ってくるのかわかりません。そして死後、人はお墓に入り永遠の眠りにつきます。もちろん、遺族にとって大切な人との別れは非常に寂しいものです。今回紹介する職人はそんな寂しさを少しでも和らげてくれる…かもしれない職人の話です。
ジャッキー・ウィリアムズが販売するアクセサリーが話題
'I make jewellery from the teeth of dead loved ones to help people grieve'https://t.co/0WHFKi9kLZ pic.twitter.com/DEYFdV8OQA
— Mirror Weird News (@MirrorWeirdNews) July 9, 2021
さて、今回紹介するのはアクセサリー職人「ジャッキーウイリアム(29)」さん。
死とアクセサリー職人、全く結びつかないような気もしますが、一体何がつながっているのでしょうか。
ということでよく見てください。上記がそのアクセサリーとなります。
ちょっと不思議な形をした「白い石」のようなもの?で出来た不気味なアクサリーではありますが…
それって…本当に「白い石」なのでしょうか。
更に他の作品を見てみましょう。こちらは結婚する夫婦に送られたものです。
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こちらも、何の変哲もないような指輪ですが…よーく見ると…
それでは答えをあわせていきましょう。
最初の白い石のようなものは、なんと「人間の歯」です。
そしてこちらの茶色の指輪は「人間の髪の毛」で作られています。
しかも、それらは自分のものではなく、亡くなった方の遺体の一部。
そうです、このアクセサリーは全て「遺体の一部」を使ったアクセサリーです。
なんとも悪趣味な…と思うのかもしれませんが、実はこのアクセサリーには非常に深い意味あいがあるようです。
亡くなった人の遺族の悲しみを和らげる
実はこのアクセサリー、全く見ず知らずの人の遺体を使うのではありません。
亡くなった人の遺族が依頼して作るものです。
つまり遺族が、少しでも亡くなった人の近くに居たいという気持ちから、ご遺体の一部をアクセサリーにして身近に置いておくというもののようです。
ちなみに、歯や髪の毛の他に「灰」などもあるようです。
実はジャッキーさん、遺体アクセサリー職人になる以前は「墓地」でアルバイトをしていたとのことで、なんとも不思議な経歴の持ち主。
仕事に対し多少批判もあるようですが、遺族を幸せにすることは大変良いことですので、今後も是非続けてほしいものですね。
Source:デイリー・ミラー