Tiktokで63000以上のいいね!を獲得したプードルのBeforeAfter。犬種で異なる『毛』事情

image:秒刊SUNDAY

自粛モードの中、発信するSNSネタに外食が使えず、動物達のネタが増えている人も多い事だろう。先日もTiktokで63000以上の「いいね!」を獲得したネタが話題になっているが、我が家の犬もプードルの血が流れているのでやってみた!また犬を飼っている人ならわかる犬種によって異なる毛問題についても触れていきたいと思う。

Tiktokで話題の犬のBefore Afterだが本当か?

TikTokユーザーの@Mirandalawlersがアップしたビデオには「I think my groomer gave me the wrong dog(グルーマーが私に間違った犬をくれたと思う)」と書かれており、自身の白いスタンダードプードルがグルーマー(トリマーのことでペットの美容師)に毛をカットしてもらったら、別の犬のようになって戻ってきたという驚きを込めたギャグだった。

sauce:Mirror

動画ではモコモコの毛のスタンダードプードルがカット後は半分くらいのサイズになっておりBeforeとAfterでは全く違う犬のように見える。他にも愛犬のBefore AfterをSNSでアップしている方もいたが表情すら違って見えるのは私だけだろうか。

我が家の犬でも実証してみた

我が家にはトイプードルとミニチュアダックスのMIX犬がいる。
写真の通り、既に目が毛で覆われ初めているが、毎日眺めていると見慣れてしまうし、犬も毛が目に入らなければさほど困っていない様子。

記事を見て「そろそろカットするか!」と重い腰をあげた事を察してか否か、こちらを見つめるモジャモジャの中の瞳。

image:秒刊SUNDAY

とりあえず切る前に「シャンプーする?」と言うと状況を察して隠れる犬。小型犬なので軽々と持ち上げて風呂場へ連行。

image:秒刊SUNDAY

はい...。洗うと濡れモップのようになってしまった。
本当に犬なのだろうか?シルエットが完全におかしい。

最初はハサミでカットし始めたが、あまりの毛量に手が痛くなってきたので最後はバリカンで根本からバッサリ!その結果がコチラです。

image:秒刊SUNDAY

完全に別人いや、別犬である。顔の割合に対して目も大きかった事に気が付く。

ちなみにもう一頭ドーベルマンを飼っているが、こちらはほぼ一年中、物凄い毛が抜け落ちる。しかも短毛の直毛で硬いため、洋服などに刺さると取れにくいのが難点。

犬種別の毛を簡単に分類してみた

image:秒刊SUNDAY

犬種によって毛の種類も様々だ。通常犬の毛は一定の長さになると成長をやめるが、犬種によっては毛が果てしなく伸び続けるものもいる。色や長さなど様々な分類がある中でも、トリミングに関わる分野での分類をピックアップしてみた。

【毛が伸び続ける犬種=定期的なトリミングが必要】

・プードル
・ビションフリーゼ
・マルチーズ
・シュナウザー
・ベドリントンテリア
・ソフトコーテドウィートンテリア
・ケリーブルーテリア
・アイリッシュウォータースパニエル など

【毛量で分けた場合の分類】
◆ダブルコート=上毛と下毛の両方をもった防寒性の高い厚い毛のこと
毛量が多い。大変だがブラッシングで美しい毛艶を保てる

・ボーダーコリー
・シェットランド・シープドッグ
・ジャーマンシェパード
・サモエド
・ポメラニアン
・セントバーナード
・シベリアンハスキー
・アラスカンマラミュート
・ニューファンドランド など

◆シングルコート=下毛を持たず、上毛だけからなる毛のこと。下毛がないためダブルコートの犬種に比べて寒さに弱い傾向あり。

・プードル
・マルチーズ
・パピヨン
・ウィペット
・ヨークシャーテリア
・パグ
・ミニチュアピンシャー
・チン
・グレイハウンド
・グレートデン
・フレンチブルドッグ
・ダルメシアン
・チワワ
・ブルドッグ
・ビーグル

ちなみに我が家のドーベルマンもこちらのシングルコートで短毛種に分類されるだろう。顔は怖くて強そうだが、寒さにも暑さにも弱い。品種改良された犬に多いタイプとも言える。

犬種によって大きく異なる毛事情

外気温が高くなり始める春先になると脱毛が始まり、逆に秋ごろになると毛の成長が促進されて冬の到来に備える、これらの時期を換毛期(かんもうき)と言い、犬種によって年に2回迎えるものや、一年中脱毛し続けるものなど様々である。

初心者や室内飼いの場合に、比較的飼いやすいとされ大人気のトイプードル。プードル系は抜け毛がほぼ無いが、定期的に毛を切らないと毛は伸び放題になるため、今回のようにモッサモサの状態で大変なことに。

犬も10年前後の寿命があるのだから、飼う前にはしっかりケアも考えた上で家族として迎えてあげてほしい。また生き物を飼う上でメンテナンスも必要だがもちろん心があることを忘れてはいけない。決して先日炎上した一流芸能人のようにはならないように気をつけてほしいものだ。

sauce:子犬のへや