5行以上の長文を読めない日本人が5割説が浮上、あのSNS流行の理由かもと話題に

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長文といえば学生の頃から社会人になってからも、目にすると気が重くなってしまうものの一つではないでしょうか。好き嫌いはあるかもしれませんが、やはり長い文章を読むのは億劫に感じる人が多いように思えます。現在ネット上ではなんと5行以上の長文を読める日本人は5割程度しかいないと感じる、という説が投稿され、大きな関心と注目を集めています。

5割くらいの日本人は5行以上の長文を読まない説が話題に

現在、話題になっているのは大学講師の経験を持つユーザーのこの投稿です。

あくまで、ユーザーの経験則によるものではありますが「日本人の5割くらいは5行以上の長文読んで意味を汲み取ることができない」と投稿しています。これは実際に多くの生徒の指導にあたる経験を持つ人だからこそ、感じられるものなのかもしれません。

それにしても5割ほどとは、相当な数に感じられますね。

「言われてみれば」と感じる人も続々

この投稿、ネット上では「言われてみれば」と感じる人も非常に多い様子。多くの人が、長文の拒絶反応に関する経験があるようです。

あるリーディングテストを想起する人も。上記の問題は冷静に読めばそれほど難しい問題ではありませんが、正答率が中学生で38%、高校生で65%とのことで決して高くはありません。この問題も5行以上の文章で構成されていることから、今回の説と関連性があるのでは、ということでしょう。

業務で文書を作成する人は、”いかに読んでもらうか”を意識して作らなければなりません。業務マニュアルや資料等の作成では、相手側の目線に立つ必要がありますから、苦労した経験を持つ人は少なくないでしょう。

また一方では「そもそも興味のない内容の文章なら5行も読まないですよ」とった意見も。それは確かにそうかも。

Twitter流行の理由かも

そして興味深い意見がもう一つ。

それは、この記事でも使わせて頂いているSNS、Twitterが浸透した理由の一つなのではというものです。

今更ですがTwitterの文字数は140文字以内と短文の投稿が主となります。見たい投稿、興味のある投稿を短時間に、サクッと確認できる手軽さはが絶大な支持を得ている理由の一つというのは確かにありそうです。投稿される内容の多くは要点をまとめられているのも特徴です。

他の興味深い考察としては”長文は嫌がられる”=”広告では端的にまとめること、文章では書き始めが重要”というものです。それも確かにとうなずいてしまう考えです。

魅力的なコピーって短文でも意識に残りますし、読みやすい文章は書き始めが魅力的という特徴を持つことは少なくないので、自らも心がけたいところです。

文章といえば、ある文章が反感を買ったことも話題になりました。