英国ヤバい「てんとう虫」が大量増殖、人の家に侵入する顔面蒼白の事態に

image:pixabay

英国貴族なんて言葉があるように、英国といえばなんとなく「エレガント」で、紳士的。そんなイメージがあります。家はイングリッシュガーデンの大きな庭に屋敷、これは誰もが憧れる生活です。しかし、最近では必ずしもそういうわけにはいかないようで、夏から秋にかけて、とんでもない問題が待ち構えているということです。いったいどのような問題があるのでしょうか。

大量増殖した「てんとう虫」が凄い

英国では、毎年秋になるとハーレークイン(ナミテントウ)の群れが大量に押しよせると言います。それは日本の「セミ」の比ではないようで、とにかく数が多く見た目も美しくない。

しかもこのてんとう虫の問題点は、ただ単純に増殖するだけでなく、感染症を媒介するという何とも恐ろしい問題をはらんでおります。

さらに、てんとう虫同士が共食いをすることでその感染が拡大、そして感染したてんとう虫が民家に侵入するという、悪夢のような状況。

その様子はTwitterなどでも確認できます。
以下、てんとう虫の様子です(閲覧注意レベルですのでご注意ください)。

日本では単体で、草むらにいる程度ですが、このレベルとなるともはや「かわいい」というレベルではないですね。

さいわい、感染症は人間に感染することもないようなので、心配する必要性はないのですが、家に入ってくるという時点でやめていただきたいものですね。

また別の問題として、「外来種」と「在来種」が混在しており、単純に駆除してしまうと「在来種」まで殺してしまう恐れがあります。

ご存知の通り、てんとう虫は「アブラムシ」などを駆除してくれるメリットもあるので、一斉駆除というわけにはいかない模様。

日本でも同じように「池の水全部抜く」などの番組では「在来種」「外来種」の問題が度々取り沙汰されます。

英国でも同じような問題があり、水を抜かなくても普通に押し寄せてくるというのは、本当に厄介な問題ですね。

Source:デイリー・スター