
image:秒刊SUNDAY
フリマアプリ「メルカリ」にて、また謎の転売が横行しております。問題となっておりますのは、Nintendo Switchのソフトの転売です。ただし「ダウンロード版」のソフト限定となっており、何個かまとめて売られているケースもあるようです。しかも不思議なのは、価格がパッケージ版よりも高く設定されており、一体誰が買うのか、と疑問に思えてしまうものも。一体どのような目的なのでしょうか。
Nintendo SwitchのDL版ゲームが販売されている様子

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問題となっているのは、Nintendo SwitchのDL版ゲームです。
確認してみると「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「スプラトゥーン2」など、人気のゲームがメルカリで売られております。ダウンロード版ですので、モノは届きませんが、コードが送られてくるようです。
単品ならばまだしも、複数(9個ぐらい)まとめて売られているものもあり、謎は深まります。しかも需要もちゃんとあるようで「売り切れ」となっているものもあります。
例えば「星のカービィ ディスカバリー ダウンロード版 2つ」は、25,000円という設定。
通常価格は6,500円、普通に購入するのであれば、2つ分で13,000円。しかし、メルカリでは倍近い価格で売られております。
したがって、本当に欲しい方はわざわざメルカリを使わずとも、マイニンテンドーストアから直接ダウンロードすればよいのです。
仮に、入手困難な限定ソフトであれば話は別だが、今回は普通に市場に出回っている人気ゲーム。しかもダウンロード版なので品切れになることはまず無いのです。ますます謎は深まります。
この謎の大量出品をうけて、メルカリでは4月28日から「Nintendo SwitchのDL版ゲーム」の取扱いを一律禁止しております。
参照:ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ(禁止されている出品物)
ダウンロード版を高額転売する理由は!?
ではなぜ、このようなものを高額転売するのか。
仮に、入手困難なプレステ5を高額転売するのであれば、まだ理由はわかりやすい。実際今もPS5は入手困難で高額転売は横行しています。
しかし今回は、誰でも入手可能でしかもダウンロードしたほうが安く済む商品。通常に考えて、定価より高いダウンロード版をわざわざフリマアプリで購入するという選択肢はないはずです。
謎は深まりますが、この送られてくるダウンロード版のコードを悪質な取引に使い「マネー・ロンダリングしているのではないか」という憶測もネットで飛び交っているのです。
以前は、ワッシャーが大量販売されていましたが、果たしてなぜこのような、謎の出品が続くのでしょうか。
あまりにも不気味過過ぎる転売に、ネットでも波紋が広がっております。