ガーデニングや料理などで素手のままでは作業できない場合があります。そんな時に利用すると便利なのが使い切りタイプの手袋です。使い切りタイプ手袋の素材としては、ポリエチレン、プラスチック、ビニールなどが使われています。素材がポリエチレン製の手袋は安価で手軽に使うことができることから多くの家庭で使われていると考えられます。
箱の中から1枚だけ取り出してみましょう。
使用前のポリエチレン製の手袋は写真のような形をしています。ざっくりとした形で簡単につけることができます。素手のままでは触れたくない、または触れてはいけないといったものに触れて作業をするときには、かなり役に立ちます。たとえば庭に出てきた雑草を取る場合、魚料理をする場合、餃子を作る場合などが考えられます。
しかし、ポリエチレン製の手袋はゴム手袋のように自分の手にフィットするという感じはありません。確かに、土や魚や肉に素手で触れることからは避けられますが、外れ易いという難点があります。手袋という名前はついていますが、ただの袋に手を入れて作業をしているように感じてしまうことがあります。簡単に外れてしまうということがクリアされると、この手袋の利用価値がぐんと高くなります。
実はこの手袋を外れにくくするライフハックがあるのです。その方法は、手袋が外れにくくなるばかりではなく、使い心地までを一瞬で変えてしまいます。
手袋に手を入れた瞬間には、写真のように指先にはたくさんの隙間ができてしまいますし、手と手袋がフィットしているとはいえません。ところが...。
中指の下の部分を少し引っ張ると...。
下の写真では、中指の上の部分の隙間がなくなっています。引っ張ることによって、手袋と指の間にあった空気が少なくなったようです。中指をかなり自由に動かすことができるようになりました。他の指の下の部分も引っ張って見ましょう。
5本の指先の隙間が非常に少なくなりました。
指の下の部分を引っ張ってやることで、指先の隙間が少なくなると同時に、手と手袋のフィット感が増し、手袋は簡単には外れなくなりました。
手袋をさらに引っ張ると...。
上のような状態から、手首のあたりからもう少し手袋を引っ張ると、指と手袋はさらに密着します。この状態になるとかなり作業がしやすくなります。ただ引っ張っただけなのに使い心地は劇的に変化しました。これで外れやすいというわずらわしさから解放されて、気軽に使う回数が増えそうです。これはポリエチレン製手袋を使うときに知っておいた方が良いライフハックと言えるのではないでしょうか。
ただし、この手袋の強度はそれほど高くはありませんから、あまりに強く引っ張ってしまうと破けてしまいます。破れてしまわないように様子を見ながら引っ張って下さい。
ポリエチレン製手袋は、手袋をつけた後に適度に引っ張ることにより、指と手袋が密着して外れにくくなるようです。機会がありましたら、是非試してみて下さい。
今回使った手袋はポリエチレン製の手袋です。異なる素材の場合は異なる結果が出るかもしれません。
今回使用した手袋の製品名:ポリエチレン手袋(DCMホールディングス株式会社)
知っている人だけが得をするライフハック。「これはライフハックだ」と思われるものは、いざという時のために覚えておくと良いかもしれません。9000人が共感!旅行時にあると「節約」になるあのアイテムが話題に! も便利ですね。旅行時には是非思い出してください。