宅建士受験者数が減少、山Pの「正直不動産」効果振るわずも受験生が戦々恐々

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令和4年の宅建士受験者数が、8月26日に発表されました。令和4年度申込者数は283,856名と、令和3年の申込者数に比べて12,662名減少しています。NHKで放送された山下智久さん主演のドラマ『正直不動産』の影響で受験者数が増加されるのではないかと見込まれていましたが、実際には大幅な減少たっだのです。

宅建受験者数、前年度より減少

例年10月の第3日曜日に、全国の都道府県で実施されている宅建士試験。

10月試験の試験会場での受験可能人数を上回る申込があった場合、試験日が12月になる方もいました。

しかし、申込者数の状況から、令和4年は12月試験は実施されない予定となりました。

昨年よりも申込者数が減ったとはいえ、30万人近い受験生が10月に一斉に試験を行うわけです。

試験直前期、受験生は追い込みをしている時期なのではないでしょうか。

正直不動産の効果で増加を懸念、受験者数減少も戦々恐々

結果的に、令和4年の宅建士試験申込者数が昨年よりも減少しましたが、速報が出る前までは増加傾向にあるのではないかと言われていました。

というのも、山下智久さん主演のドラマ『正直不動産』の人気があったからです。

実は筆者も、正直不動産にどっぷりハマってしまった一人。

ドラマの最終回を見た後、宅建士の申し込みをしよう!と誓いテキストを購入し、ゼロから勉強を始めることに。

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『悪意の第三者』って出てくるけど、不動産売買する人ってそんなに悪い人がいるわけ?っていうくらい何にもわからない状況からスタートした時は、気軽に受験しようと思ってすみませんでしたー!って感じでした。

筆者みたいに正直不動産に影響されて申し込みをした人も多いんだろうな、と思っていたところに申込者減少の発表に驚きました!

しかし、受験生が少ないからこそ危惧されるべき事態も。

「宅建の試験が12月だといいな~と思ったら10月に決定。」「今年は、10月試験1本勝負か。」「宅建士の試験10月にされた。12月受験狙って締め切りギリギリに出したのに。」「宅建12月試験になれば良いなーってギリギリに申し込んだのに10月通知。」と、戦々恐々としている受験生の声がネット上に寄せられていました。

12月試験であれば、10月に受験する人よりも2ヵ月も多く勉強することができますからね。

令和4年の宅建士試験は10月16日のみ!

試験日まで残り50日ほどですが、受験生の皆様がんばりましょう。

ちなみに、勉強がはかどるアイテムとして、アレを利用しています。

source:宅建試験