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他県ナンバーの車を破壊する、他県ナンバー狩り、しかし本当の問題は違うと話題

ゴールデンウィークということもあり、ちょっと外にでかけ、羽根を伸ばしたい。そんな気持ちになるのは当然ですが、今年はそれが叶いません。むしろ家で「自粛・自粛・自粛」。外に出るなんてもってのほか、ましてや他県に移動するなど言語道断、あるまじき行為。と考えたいのは山々ですが、それを超えて傷害行為に及ぶ方もいるようです。

他県ナンバー狩りとは

さて問題となっておりますのは、他県にでかけた人々を襲う「他県ナンバー狩り」です。ようは、県外のナンバープレートの車に傷をつけたり、凹ませたりするという嫌がらせです。中にはガラスを割られるなど、悪質な行為に及ぶものも居るようで、この問題があるがゆえ、買い物にもいけない方々もいるということです。

また、ネットを調べてみますと、実は単身赴任で他県に来ていたり、会社の仕事でやむなく来ている人も、そのような他県ナンバー狩りにあっているということです。

ということで、自粛しない他県ナンバーは悪であるという風潮と、その行為をいやがる人々の図式が成り立っているわけです。

が、しかしこの根本的な問題は実は他にあるのではないかという声もあります。その問題を作り出したのは・・・

問題はマスコミの報道か。

そもそも、県外に出かけることを「悪である」という風潮を作り出したマスコミの問題があるのではないかという意見。

たしかにここ数日、公園や海に出かけて遊んでいる人々の映像をよく目にするが、そのような報道そのものが、他県ナンバーを悪に仕立てている根源であり、更に感情を煽って「他県ナンバー狩り」を発生させ、それを報道するというまさにマッチポンプのような問題が起きているのではないかという声も。

他にも以前は黙祷なうは、不謹慎であるという意見が過激化した不謹慎狩りなる言葉も登場しておりますが

いずれにせよ、このような問題が起きること自体が、いわゆる「有事」であり、改めて、自分の気を引き締めなければならないのかもしれません

画像掲載元:写真AC