忖度駅名「高輪ゲートウェイ」駅に4万人の撤回署名集まる!

品川と田町の間にできる山手線の新駅ですが「高輪ゲートウェイ駅」に決まったとされ、多くのメディアが取り上げる中なぜ「高輪」ではなく「高輪ゲートウェイ」なのか、という疑問を持った人が多いようです。そもそも山手線には、横文字の駅名はなく、全て漢字というのが慣例です。これを破った掟破りの高輪ゲートウェイは、非難の対象となります。

なぜ高輪ゲートウェイなのか

駅名の募集についてですが、1位は「高輪」、2位は芝浦、3位は芝浜と高輪ゲートウェイは出てこない。ちなみに順位は130位。

そしてJR側が選んだ理由としては以下の通りとしております。

この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒あるエリアという歴史的背景を持っています。新しい街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、新駅はこの地域の歴史を受け継ぎ、今後も交流拠点としての機能を担うことになります。新しい駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう選定しました。

玄関口・未来と過去・日本と世界をつなぐ結節点。ゲートウェイを日本語に訳すのであればさしずめ、出入り口・門などという言葉になるので、そのコンセプトを取り入れ、かつ漢字縛りの仕来りに沿うのであれば「高輪門」とか「高輪口」とかそんな名前でも良かったのかもしれませんが、横文字を入れてしまったことで、利用者の怒りは収まらないようです。

最近はやりの「虎ノ門ヒルズ」とか「表参道ヒルズ」など、和名+外来語の流れに沿おうと思ったのか、それとも、なにか別の目的があるのか。いずれにせよ何らかの忖度があったのではないかと勘ぐってしまいがちです。

ネットでは現在40000件もの撤回署名が集まっております。
反対意見の多くは以下のような内容です。

利便性の良い名前ではない。

1位の高輪じゃ何故ダメなのか。

公募の意味がない。

地域にふさわしくない。

都民への説明がない。

ダサい。

果たして署名は有効になるのでしょうか。今後の高輪ゲートウェイの名前の行く末に注目です。

掲載元:change.org
https://bit.ly/2QIOxHs