関東に過去最強クラスの台風が直撃し、交通機関にも多大なるダメージを与えたわけですが、こんなときにも日本らしさを発揮するのが、翌日の出勤状況です。台風で大荒れの状況であったとしても、会社は平常運転。つまり出社しなければなりません。電車が止まっている?それは言い訳に過ぎません。
改札に長蛇の列・・・
ということで、SNSを検索してみますと案の定、台風でも出社しなければならないという現実を突きつけられている状況が散見されます。
もちろん、電車が動かないというのは理由にはなりません。電車が動かなければ「タクシー」や「自家用車」で出勤すれば良い。言い訳は許さない、来れない理由などない。そういった状況のようです。
どうしても出勤しなければならないという理由は定かではないのですが、例えば客先の大事な打ち合わせ等で、先方が出社してくるのに、こちらが来ないとなると都合が悪かったり色々あるのであろう。
結果的にどんな状況であっても出社せざるをえない、日本の美学がそこに見受けられます。
逆に、出社しなくても良いという状況になるにはどうしたらなるのか、色々考えられますが、一番手っ取り早いのは、電車もバスも車も移動できないような、甚大な被害が発生したときのような状況ではないでしょうか。
ただし、東日本大震災では、そんな状況でも翌日出社し、安否確認を取るというスタンスがあったことを踏まえると、なかなか会社が休みになるケースは無いのかもしれません。
という理論もあるわけですが、結局どんな状況であれ出社することが会社への誠意という美学なのかもしれませんね。
画像掲載元:ぱくたそ