原付が題材のアニメ「スーパーカブ」、原付の二人乗りシーンが物議を醸す事態に

image:秒刊SUNDAY

現在、バイクを題材にしたアニメ「スーパーカブ」が注目を集めています。本作品はタイトルからもわかるようにスーパーカブのメーカーであるHondaが協力していることもあり、話題になっている作品です。現在、アニメ作品内のあるシーンがネット上で物議を醸すこととなっているようです。内容的にアニメのファンだけではなくバイク好きからも関心が集まっているようです。

「スーパーカブ」とは

話題の出来事の前に、簡単にですがアニメ「スーパーカブ」についてご紹介します。

なお原作はスニーカー文庫にて刊行中のライトノベル「スーパーカブ」です。

ひとりぼっちの女の子と、世界で最も優れたバイクが紡ぐ、友情の物語。

と公式Twitterでも紹介されているように主人公である少女がHondaのスーパーカブ50との出会いをきっかけに成長していく、といった物語です。

なお「スーパーカブ」というタイトルからも想像できるかもしれませんが本作は、Hondaが協力して制作していることでも注目を集める作品となっています。

そうした背景もあり、放送開始前からアニメファンだけではなくバイク好きも関心を寄せていました。

アニメ内の二人乗りシーンが物議に

そんなアニメスーパーカブの第6話内にて「原付バイクでの2人乗り」を行うシーンが「問題があるのでは」と指摘され物議を醸す事態となっています。

原付であっても第二種であれば二人乗り自体は違反ではありません。

しかし今回は”普通自動二輪車免許を受けた期間が1年未満の者は、運転者以外の者を乗車させて普通自動二輪車を運転してはならない”といった部分が抵触するのではという意見のようです。

ネット上では様々な反応

こうした話題にSNS上でも様々な反応が見られます。

多く見られる反応としては「フィクションなのだから問題ないのでは」といった旨のものです。確かに頭文字Dや湾岸は色んな意味で凄い作品でしたね…。面白いけど。

しかし実際のところ、善し悪しは別として車やバイクを題材にしているフィクションで一切の違反に抵触していないものってあまりないような気がします。

とはいえ、一方では「バイクの魅力を伝える作品で違反行為はまずいのでは」「Hondaが協力している部分もあるし普通のアニメよりも気をつけるべき」といった指摘もあります。

今回のことがアニメやHondaにとってネガティブに働くとは考えにくい気がしますが、注目される作品であるからこそ様々な部分に配慮しなくてはならないということでしょうか。

アニメではこんな話題もありました。

source:スーパーカブ 公式Twitterアカウント ,  弁護士ドットコムニュース