スイカにあの果物の果汁をつけたら、2.4倍くらい美味くなるらしいので試してみた

今年も8月に入り7月までの涼しさが嘘のように猛暑となっておりますが、そんなときに食べたいものナンバーワンといえば「スイカ」という方も多いのではないでしょうか。「スイカ」といえば冷やしてそのまま食べるか食塩が定番だと思われますが、あの「全農」さん公式で紹介されている食べ方が「トロピカル」になるというので早速試してみました。

なんと「スイカ」にレモン汁をかけると「トロピカル」に!?

全農さん(全国農業協同組合連合会)の広報部公式ツイッターによると「スイカ」に「レモン汁」をかけることで「トロピカルみ」が増すということなのですが、今一つ「トロピカルみ」というのがピンとこないので実際にかけて食べてみましょう。

レモン汁以外にも「酸っぱいモノ」を試してみる

単純にレモン汁をかけて食べるだけだと物足りなさそうなので、他にもいろいろと用意してみました。レモン果汁、りんご酢、らっきょう酢、キリートレモンW(炭酸)を使って検証します。

まずはスイカを切っていくのですが、半分に切ってから縦横に切れ目を入れていきます。

こうすることでどこを食べてもいちばん甘い中心部があるということで、美味しくいただけるそうですよ。

まずは本命、レモン果汁から・・・

レモン果汁をたっぷりとかけてから、いっただきまーす!・・・うんうん・・・すっぱっっ!!っと思ったら甘っっ!!そして後味が美味い!あれだ、食塩をかけた感じと酷似していて、食べすすめていくと口の中で甘みが増していく感じ。酸味が甘みに変わる感覚は、食塩よりも上かも知れません。正直トロピカルかどうかはわかりませんが美味いです。

意外な「ちょい足し」がまさかの絶品だった

さて、ここからは独自に検証していきます。まずは大本命の「キリートレモンW(炭酸)」から。「カラダが求めるすっぱさ」を謳っているということは、今回の検証にぴったりです。

まあ間違いなく美味いはずなので、たっぷりつけて余裕をもっていただきます!・・・あれ、これはレモン果汁とほぼ同じだ。炭酸水にレモン果汁と砂糖と香料を追加しているので、味は近くなりますよね。フルーツポンチを食べているような気分にもなるので、こちらもレモン果汁同様「当たり」でした。

続いて「りんご酢」をいただきます!・・・うーむ、これはちょっとアレだ。りんごの風味とスイカの風味が微妙にケンカしてしまっているみたい。りんごかな?いや、お酢の味が・・・スイカじゃん!という味。期待していただけに残念!

そしてあまり期待できない「らっきょう酢」でいただきます!!ん!?コレは!!??ウマいっっ!!まさかだけどウマい!!よくわからないけど、酸っぱさの前に甘さが前面に押し出された上にスイカの青臭さも消えるというミラクル!!

「らっきょう酢」はトマトサラダなんかにかけても美味しいのですが、スイカでここまで味変出来るとはビックリ!騙されたと思ってお試しあれ!!ただし、らっきょう酢そのものが苦手な方やコールスローが苦手な方にはおススメしませんけどね。

通常のお酢だけは本当にやめた方がいい・・・

「らっきょう酢」が美味しかったので調子に乗ってみたのですが、通常のお酢はやめておきましょう。エグイ酸っぱさだけが口の中に残ります・・・お酢はスイカではなく、餃子にかけていただきましょう。

いろんな「酸っぱいもの」で検証してみましたが、(お酢以外)どれもそれなりに美味しくいただけました。ただし味の感じ方には個人差がありますので、少しだけかけてお口に合うことを確認してからドバっといっちゃってください。やっぱり夏の風物詩といえばスイカですよね、ごちそうさまでした!

今回は少々変わったスイカのカットを試してみたのですが、もっと変わったスイカのカット方法があるので興味を持たれた方は試してみてはいかがでしょうか。

画像掲載元:SS.ナオキ