静岡市のコロナ患者がスポーツクラブ利用発覚、早速事情を聞いてきた結果

静岡県に初めての新型コロナウィルス患者が確認され、地元民が騒然とする事態となりました。しかし事態は更に深刻な事態を迎えていることが報道、ダイヤモンドプリンセス号を下船した当該患者がスポーツクラブを利用したことが明らかとなったのです。この報道を受け他のスポーツジムはどのような状況になっているのか、独自取材をしてきました。

静岡 新型ウイルス感染男性 スポーツクラブの浴室利用

新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船の乗客で、28日、感染が確認された静岡市の男性が、クルーズ船を下りたあと市内のスポーツクラブで浴室などを利用していたことがわかりました。市は同じ時間帯に利用した人たちの健康観察をすることにしています。

男性が利用していたのは静岡市葵区上土にある「スポーツクラブセイシン千代田」です。

引用 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200301/k10012308381000.html

新型コロナウイルス患者がスポーツクラブを訪れたという報道から、他のスポーツクラブはどのような状況になっているのか、実際に静岡県にある某スポーツジムへ訪れ責任者に取材をしてきたところ、やはり影響が出てきていることがわかりました。

以下、一問一答で取材内容を記載していきたいと思います。

Q.静岡市でコロナ患者がスポーツクラブを訪れた報道が流れましたが、その報道により会員さんに変化はありましたか?

A.利用者がいつもより減っています。
ただ、毎日来ている人も多いので、ジムを訪れた会員さん達には安全に利用していただきたいと心がけています。

Q.具体的にどのようなウィルス対策をしていますか?

A.密閉空間になりやすいスタジオ教室を休止し、お子さんが通うプールなどのジュニア教室も休止しました。
館内にはいたるところに消毒液を設置し、マシンはもちろんロッカーなど手に触れる部分をこまめに消毒で拭くなどしています。

Q.コロナ患者がスポーツクラブに訪れたということで、スタッフさん達に影響はありましたか?

スタッフが感染しないよう、接客時にはマスクを着用するようにしました。
小さいお子さんがいる主婦のスタッフもいるので、小中高が休校になった事もあり休みが取りやすいよう柔軟な対応をしています。

筆者もマスクをしてスポーツクラブを訪れましたが、実際に対応して頂いた担当者もマスクをして取材に応じていました。

ダイヤモンドプリンセス号下船者がスポーツクラブに訪れていたと言うまさかの事態で、他のジムにも影響が出ている様子が伺えます。

画像掲載元 写真AC